J2福岡敵地で執念ドロー 田辺同点ヘッド移籍後初ゴール

西日本スポーツ

後半31分、同点ゴールを決める福岡・田辺(19) 拡大

後半31分、同点ゴールを決める福岡・田辺(19)

J2勝敗表(24日現在)

 ◆明治安田生命J2第29節 京都1-1福岡(24日・たけびしスタジアム京都)

 待望の移籍後初ゴールで福岡に貴重な勝ち点1をもたらした。0-1で追う後半31分、田辺が輪湖の左クロスに合わせて同点ヘッド。当時J2のFC東京にいた2011年5月28日に挙げたJ初得点も、今回と同じアウェー京都戦だった。「その時もヘディング。ここには良いイメージがあったので決められて良かった」。思い出の地で再び節目のゴールを飾った。

 今季FC東京から加入した田辺は攻撃的MFとして期待されながら結果を残せず、前節まで3試合続けて出番がなかった。「良いプレーができずにフラストレーションがたまっていた」。久藤監督がいつもの5-4-1から5-3-2に布陣を変えたため、3ボランチの一角としてスタメンに抜てきされた。

 最前線の人数を増やしてプレスをかけようとした新布陣ははまらず、前半14分に先制されるなど防戦一方。しかし後半から5-4-1に戻すと堅守からのカウンターでチャンスを量産した。その一翼を担ったのが、左サイドハーフに回った田辺。「前半はノーマークだった相手のサイドバックに圧力をかけられるようになり、攻守とも徐々に良くなった。いつかチャンスが来ると思っていた」とカウンターから決めた一発を、久藤監督は「彼はどのポジションでもでき、運動量も技術も経験もある。よくやってくれた」とねぎらった。

 福岡が先制された試合で勝ち点を取れたのは6月2日の大宮戦以来で久藤体制では初めて。敵地で劣勢でも崩れなかった内容は価値がある。この粘りを今季1勝のホームでも出せるか。田辺は「今後も楽な試合はない。我慢して勝つことが大事」と前を向いた。 (末継智章)

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