ソフト川畑、屈辱バネに積極プレー 五輪前最後の大舞台

西日本スポーツ

 ソフトボールのジャパンカップ国際女子大会が30日に群馬県高崎市の宇津木スタジアムで開幕する。日本、米国、台湾、チェコが参加。決勝は9月1日に行われる。来夏の東京五輪で金メダル獲得を目指す日本は順当なら宿敵の米国と1次リーグ、決勝の2試合を戦う。下顎(かがく)骨骨折から代表に合流し、登録メンバーに入ったエース上野由岐子(ビックカメラ高崎)=福岡市出身=の復帰登板が注目される中、代表争いに身を置く九州ゆかりの内藤実穂(ビックカメラ高崎)=佐賀女子高出身=、岡村奈々(日立)=福岡・小倉商高出身=、川畑瞳(デンソー)=鹿児島・神村学園高出身=も五輪前最後の大舞台でアピールを誓う。(西口憲一)

 自分に対して腹立たしかった。川畑の信条は失敗を恐れない積極的なプレーだ。「結果しか求められていない中で何もできなかったことが悔しくて…」。延長サヨナラ勝ちした6月25日の日米対抗第3戦。代打で出場しながら、登板直後のオスターマンから3球三振に切って取られた。完敗だった。

 オスターマンは米国代表の主戦として一時代を築いた左腕。引退していたが、東京五輪を見据えて現役復帰してきた。「正直、すごい投手だという気持ちがあった」。初球のカーブに手が出ず、2球目のカーブは予想していなかった。とどめはライズ。ボールと思ったときには遅かった。ハーフスイングを取られてあっさりと勝負はついた。

 安定した打撃を買われている一方で、二塁の定位置は確約されていない。「守備の対応力も求められるレベルに達していない。米国の打者は打球も足も速い。常に早く準備しないと後手になってミスにつながる」。川畑が口にした「準備」は走攻守すべてのプレーに通じる。その前提にあるのは積極性だ。「数少ないチャンスで勝負できるか、できないかで今後が変わる」。もう自分に負けるつもりは毛頭ない。

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