ソフト岡村、技巧派右腕「思いを形に」 五輪前最後の大舞台

西日本スポーツ

 ソフトボールのジャパンカップ国際女子大会が30日に群馬県高崎市の宇津木スタジアムで開幕する。日本、米国、台湾、チェコが参加。決勝は9月1日に行われる。来夏の東京五輪で金メダル獲得を目指す日本は順当なら宿敵の米国と1次リーグ、決勝の2試合を戦う。下顎(かがく)骨骨折から代表に合流し、登録メンバーに入ったエース上野由岐子(ビックカメラ高崎)=福岡市出身=の復帰登板が注目される中、代表争いに身を置く九州ゆかりの内藤実穂(ビックカメラ高崎)=佐賀女子高出身=、岡村奈々(日立)=福岡・小倉商高出身=、川畑瞳(デンソー)=鹿児島・神村学園高出身=も五輪前最後の大舞台でアピールを誓う。(西口憲一)

 ファンサービスで観客席に投げ入れるボールに岡村は、ひと言を書き添える。「思いを形に」-。勝ちたい、抑えたいという気持ちを、気持ちだけで終わらせたくないという。「形、結果に残したい」。24歳の右腕はうなずいた。

 投手陣は、代表に合流した上野と6月の日米対抗で米国打線を完封した藤田倭(太陽誘電)=佐賀女子高出身=が二枚看板を形成する。東京五輪の投手枠は現時点で4人が有力。残り2枠を右腕の浜村ゆかり、勝股美咲(ともにビックカメラ高崎)、左腕の尾崎望良(太陽誘電)と争う。

 「制球と変化球の質。コースを突く中で回転数(スピン)を上げて変化させる」。2試合に登板した日米対抗ではテーマを遂行できた第1戦が2回無失点。逆にできなかった第2戦は1回3失点と明暗が分かれた。「投球に波があると、信頼を得ることはできない」と自らに言い聞かせる。

 五輪代表の選考の場でもある今大会。目の前の打者を抑えるのはもちろん、チーム内競争も勝ち抜かなければいけない。「タイミングをずらして内野ゴロを打たせて取りたい」。日の丸投手陣の一角へ、技巧派の“料理”から目が離せない。

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