西武11度目の2桁失点 十亀“悪癖”から7失点 辻監督「考えて」

西日本スポーツ

 ◆西武2―14楽天(25日・メットライフドーム)

 8回に致命的な「5」が刻まれると、観客の一部も帰路に就き始めた。9連戦の締めくくりは今季11度目の2桁失点となる14失点の大敗。先発十亀が5回までに6点を先行されると、強力打線でも反撃は厳しかった。辻監督は「(十亀は)若い投手じゃないんだから。考えて放らないと」と先発右腕に注文をつけた。

 十亀の“悪癖”が大量失点の引き金となった。初回。連打でピンチを招くと、ブラッシュの右翼線2点二塁打で先制を許した。これで先発した4試合連続で初回の失点。一度は立ち直ったように見えたが、5回に4点を失った。「立ち上がりから失点してしまい、いい流れをつくることができなかった。チームに申し訳ない」と頭を下げた。

 指揮官は「浅村の2ラン。あれが全て」と指摘した。5回、右翼席に運ばれた2ランだ。昨季まで所属していた浅村には今季8被弾。吉田正(オリックス)の7本を上回り、全球団で最も打たれている。「そこ(甘いところ)に投げているから打たれている。投げ切れていないだけ」と投手陣のふがいなさを嘆いた。

 幸い首位ソフトバンクも敗れ、3・5差のまま。9連戦は5勝4敗と一つの勝ち越しで終えた。今週末からの直接対決に向け、北の大地できっちり白星をつかんで帰ってくる。 (小畑大悟)

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