ソフトバンク2位西武と3差 グラシアル志願の居残り特打

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(33)が27日、オリックス戦(京都)が悪天候のため中止となったことを受けて、志願して居残り打撃練習を行った。開幕からチームをけん引してきた優良助っ人だが、直近5試合での打率は1割9分。その間はチームも1勝4敗と苦しんでいるだけに、今季120試合目で初めての雨天中止を“恵みの雨”とする。

■ミートポイント修正

 昼すぎからの雨脚が強まる一方だった京都でのオリックス戦は、早々に中止が決まった。軽めの調整を終えて続々とナインが宿舎に向かうバスに乗り込む中、三塁側ブルペンでは鋭い打撃音が響き続けていた。工藤監督や森ヘッドコーチらが見守る前で、志願して居残りの打撃調整に取り組むグラシアルだった。

 「少し(ミートの)ポイントがずれていた部分があったんだ。そこを修正していた」と、流れる汗を拭いながら助っ人は明かした。通常の打撃練習を終えた後に、置きティーで約20分間。一打一打をじっくりと確かめるように、丁寧にバットを振り込んでいた。

 母国キューバ代表の一員として国際試合に出場するため、一時チームを離脱したことなどはあったが、開幕から安定した打撃でチームをけん引した。ところが、直近の5試合では21打数4安打で打率は1割9分、1打点と苦しんでいた。

 グラシアルの調子に合わせるように、チームも1勝4敗と失速。目前まで迫った今季初の優勝マジック点灯もお預けになった。だからこそ、志願した居残りの打撃練習だった。「感触は良かったよ。後は試合で結果を残すだけ」。今シーズン120試合目で初めてとなる雨天中止を無駄にすることはない。転じて“恵みの雨”とするべく復調を誓った。

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