柳田ワクワク2位西武との直接対決 打率5割の好相性

西日本スポーツ

■2日連続雨天中止

 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が2位西武との直接対決へこみ上げる興奮を明かした。敵地メットライフドームでのプレーは今季初めてとはいえ、本拠地ヤフオクドームであった開幕カードの西武3連戦でグランドスラムを放つなど対戦打率5割と相性がいい。西武がきょう29日に日本ハムに勝利した場合は、緊迫度はさらにアップ。わずか2ゲーム差の首位攻防で迎える。復帰5試合で2本塁打を含む5安打をマークする主砲が、チームを再び加速させる。

■「俺、雨男かな」

 古都の雨が恨めしい。28日のオリックス戦(京都)も前日27日に続いて早々に中止が決定した。「野球をやりたいけど、仕方ないですね」。柳田はすぐさま気持ちを切り替えた。30日からは敵地メットライフドームに乗り込んで2位西武との直接対決が控えている。今季の覇権を大きく左右する3連戦に向けて、京都市内の立命大野球部の室内練習場などで打撃練習やダッシュなどを行って、入念に調整した。

 昨季のクライマックスシリーズファイナルステージでは、敵地の5試合で2本塁打を放つなど20打数9安打、打率4割5分と暴れまくってリーグ王者の獅子を打ち砕いた。左膝裏肉離れでの離脱があったことで、所沢では昨秋以来のプレーとなるが悪いイメージはない。今季の開幕カードだった福岡での西武3連戦でも、2発を含む打率5割。「やることは変わらないです。楽しみですね」と胸を高ぶらせる。

 今季は順調に日程を消化してきたが、ここにきて2試合連続の雨天中止だ。「俺、雨男かな。(自分も)少し疲れています…、冗談ですけどね」とおどけたが、すぐ真剣な表情を浮かべて言った。「チームのみんなは、疲れていると思うので。(中止が)いい休養になったんじゃないかな」。主砲として、ここまで懸命に戦ってきた仲間の分まで打棒を発揮するつもりだ。

 21日のオリックス戦で復帰した後は5試合で2本塁打を含む5安打を放ち、打率3割1分3厘、3打点をマーク。加えてここまで敬遠を含めて5四球を選ぶなど、打線にどっかり座る背番号「9」の存在はやはり大きい。

 西武が29日の日本ハム戦(帯広)に勝てば、30日からのL3連戦は2ゲーム差の首位攻防という激熱な首位攻防に“昇格”。一方で、西武、楽天の今後の勝ち負け次第では、この3連戦でマジックが初点灯する。

 チームは千葉でのロッテ3連戦で3タテを食らったが、柳田は終わったことをくよくよ悩むタイプではない。「真っさらな気持ちでね。全力でプレーするだけです」と前だけを見据えた。2年ぶりのリーグ優勝への大きな関門をギータのバットで突破する。 (山田孝人)

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