ラグビーW杯代表の福岡「日本の力証明」初8強へエース意欲

西日本スポーツ

 日本ラグビー協会は29日、9月20日に開幕するワールドカップ(W杯)日本大会に臨む日本代表メンバー31人を発表した。九州ゆかりの選手は2大会連続出場となる福岡高出身のWTB福岡堅樹(26)=パナソニック、初出場となる大分・日本文理大付高出身のプロップ具智元(グ・ジウォン)(25)=ホンダ、熊本・荒尾高(現岱志高)出身のSH流大(26)=サントリー、鹿児島実高出身のCTB中村亮土(28)=同=ら7人。史上初の8強入りを狙うチームで、それぞれが重要な役割を担う。

 日本の命運を握るのはスピードスターの活躍だ。日本代表の得点源として絶対的な存在となった福岡は「最高のチームメートたちと最高のプレーで、日本の力を世界に証明したい」と意気込みをコメントした。

 前回はスコットランド戦のみの出場だったが、今回はエースとしての期待を背負う。W杯の前哨戦となったパシフィック・ネーションズカップ(PNC)ではスピードを生かした突破力を発揮し、3試合連続トライを決めて優勝に貢献した。

 来年の東京五輪の7人制を最後にラグビーに区切りをつけ、医師を目指すことを公言している。26歳の若さながら今大会が自身最後のW杯となることが決定的。母国開催の大舞台にかける思いは、誰よりも強い。

■流「全てを懸ける」

 流も日本代表が目指す速い展開からのラグビーには欠かせない。SHは田中、茂野も加えた3人が選ばれたが、流は素早い球出しと統率力を発揮する役割が高く評価されており「今まで支えてくれた人たちのため、自分の全てを懸けて戦う」とコメントした。中村は今春のサンウルブズでのアピールが実り、主力にまで上り詰めた。「ずっと憧れてきたW杯でプレーできる。感謝の気持ちを胸に、大会に臨みたい」と決意を示した。

 九州のチームからはトップリーグの宗像サニックスに所属するロックのムーア、トップチャレンジリーグのコカ・コーラに所属するCTBトゥポウが初選出。ムーアは「日本の皆さんに誇りに思っていただけるように、ベストを尽くしたい」と意気込んだ。

■木津「アピールを」

 プロップ具、大分・由布高出身のプロップ木津(トヨタ自動車)を含め、各ポジションに精鋭が名を連ねた。木津は「代表に選んでいただいてうれしい部分もあるが、未熟なところを合宿で感じた。開幕までの期間でアピールしないと」と試合出場への強い意欲を示した。

 九州ゆかりの選手は、全員初出場の5人が選ばれた前回大会を上回った。JAPANが前回以上に世界を驚かせる飛躍を遂げるには、各選手の献身的な働きが不可欠だ。

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