内村航平「楽しさ」取り戻した 少年時代思い出す“出会い”も

西日本スポーツ

 体操男子個人総合で五輪2連覇中の内村航平(リンガーハット)=長崎県諫早市出身=が、30日開幕の全日本シニア選手権(福井県営体育館)で4月の全日本個人総合選手権以来となる実戦復帰を果たす。29日は前日会見に臨み、腰痛を発症していることを明かした。

 復活を期す体操界のキングにアクシデントが起こったのは2週間前。鉄棒の練習中にぎっくり腰のような症状に襲われたという。不安は残るものの、「確認すべき事はすべてできたのでこのくらいの痛みなら試合はできるのでは」と決断した。

 全日本選手権は両肩痛もあって予選落ち。世界選手権の出場を逃した。一時は「体操が面白くない。意味があるのかな」とまで思い詰めたが、回復とともに「楽しい」という感情も取り戻した。

 体操を始めた少年時代を思い出す“出会い”もあった。会場がある福井市は恐竜の化石が多数発掘されたことでも知られ、「駅の周辺に大きめの(恐竜の)オブジェとかがあった。子どものころに戻ったような気持ち。恐竜は割と好きだったので」と胸をときめかせた。「自分らしい演技をすることで、次に向けての自信もついてくるはず」。復活へ、恐竜のように力強い一歩を踏み出す。 (伊藤瀬里加)

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