九産大・福森耀もう一度全国へ 福岡六大学野球秋季Lきょう開幕

西日本スポーツ

 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)は31日、福岡市の福工大野球場で開幕する。春季リーグ戦で全勝優勝した九産大は最速154キロ右腕の福森耀真(4年・北九州)がチームを引っ張る。春は6連覇したが、秋のリーグ戦では6年間優勝から遠ざかっているだけに、春秋連覇を目標に掲げる。秋のリーグ戦5連覇中の九共大は全員一丸で6連覇を目指す。順位は勝率で決定し、上位3チームは明治神宮大会(11月15日から、神宮)出場を懸けた九州大学選手権(10月12日から、ヤフオクドームなど)に進出する。

■大学最後集大成

 最後のリーグ戦に向けた手応えは十分ある。8月のオープン戦は4試合に登板し、最長で5イニングを投げた。「オープン戦で150キロを出したんです。今までのオープン戦では140キロ台後半までは出たけど、150キロは出たことがなかった」。福森耀は順調な仕上がりに自信を見せた。

 昨季の九共大戦で自己最速の154キロをマークしライバルを1安打に封じて完封。全勝優勝へ大きな弾みをつけた。「私が就任してから九共大を完封した投手は記憶にない。しかも1安打で抑えるなんて」と大久保哲也監督も福森耀をエースとして認める。春は3勝無敗。防御率0・69で最優秀防御率のタイトルも取った。

 だが全国のマウンドでは力を出せなかった。4強以上を狙った6月の全日本大学選手権で初戦の大商大戦に先発。4回途中2失点で降板し、チームはそのまま1-2で敗れた。3年では、チームは同選手権に出場したものの登板機会は無かっただけに「めちゃくちゃ悔しかった。やっとあの舞台で先発できたのに、ふがいない投球をしてしまって自分が悔しかった」。リーグ優勝して九州大学選手権を制し、明治神宮大会でもう一度、全国のマウンドに立つことがこの秋の目標だ。

■NPB入り目標

 そのために夏場はトレーニングに励み体づくりをしてきた。食事にも気を配り、春は91キロあった体重を88キロに絞り今がベストな状態。春は故障で試合出場できなかった弟の秀太も復帰し「最後なので兄弟で全国に行きたい」。

 卒業後は「プロ一本」と進路を定める。高良一輝(元日本ハム)、井手亮太郎(楽天育成)らプロ入りした先輩を間近に見てきてプロへの思いが強くなっていったという。「小さい頃からプロ野球選手を目標にやってきて目指せるところまで来ていると思う」。最後のシーズンはプロ入りへのアピールの場でもある。 (前田泰子)

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