工藤ホークスきょうこそ絶対勝つ 和田15年ぶり2回KO 首位攻防西武に連敗、ついに0差

西日本スポーツ

 ◆西武10-5ソフトバンク(31日・メットライフドーム)

 頼みのベテラン左腕が壮絶に散った。最大8・5ゲーム差があった西武との差を詰められてゲーム差はついに0に。中8日で先発した和田毅投手(38)が初回に5失点し、2回6失点KO。打線は5得点と粘ったものの、序盤の大量失点が重く響いて今季2度目の5連敗となった。勝率でかろうじて守った首位の座。きょう1日、武田を先発に立てて踏みとどまる。

■最大8.5差が…

 迫り来る獅子の勢いを止められなかった。2シーズンぶりにメットライフドームのマウンドに上がった和田は、初回から襲いかかられた。1死一塁で迎えたのは、前夜、決勝2ランを放った森。2球目、低めの139キロ直球をすくい上げられた。左中間への打球は、センター柳田が追いかけるスピードを緩めると、フェンスを越えていった。

 スタンドを埋め尽くすレオ党も盛り上がる。2死二塁で外崎に138キロ直球をセンター返しされタイムリーにされると、その打球を柳田が後逸。打者走者を三塁まで進め、山川に外角低めチェンジアップを拾われた。バックスクリーンに飛び込む2ラン。今季1イニングワーストの5失点に、ベテラン左腕は首をかしげた。

 「初回から試合を壊してしまった。よーいドンで点を取られては(チームの)モチベーションも上がらない。本当に申し訳ない」

 2回は秋山に左翼ポール際への19号ソロを献上。1試合3被本塁打は、2016年の5月11日ロッテ戦(ヤフオクドーム)以来、3シーズンぶり。今季ワーストの6失点で、2回での降板は自己最短タイで2年目だった04年9月7日のロッテ戦(福岡ドーム)以来、実に15年ぶりの屈辱となった。

 左肩の故障から復帰した今季は安定した投球を続けながらも、コンディションは考慮され、この日も中8日での登板。ベテランの乱調に工藤監督も「珍しいね。勢いづけさせたというか、悪いときもあるので。引きずらないように」と驚きを隠さなかった。

 ただ、首位攻防でエース千賀に続き、信頼の高い左腕でも星を落とし、ここに来て今季2度目の5連敗。22日のオリックス戦(ヤフオクドーム)を最後に、9日間も勝利から見放されている。西武には勝率でかろうじて上回っているものの、最大8・5あったゲーム差はついになくなった。

 シーズンも残り22試合となったところで、6月25日から守り続けてきた首位の座を明け渡す危機にひんする。「三つ負けるわけにはいかない。まずは明日とにかく取って、何とか気持ちよく帰りたいと思う」と指揮官。ペナント奪還へ、大きなヤマ場が訪れた。 (鎌田真一郎)

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