久留米大が大金星 春最下位が王者・福大撃破 九州六大学野球

西日本スポーツ

 ◆九州六大学野球秋季リーグ第1週第1日 福岡大3-4久留米(31日・北九州市民球場)

 九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は31日、北九州市民球場で開幕し、春のリーグ戦で最下位だった久留米大がリーグ2連覇を狙う福岡大に4-3で逆転勝ちした。リーグ戦初出場の日々谷健矢(3年・八幡中央)が勝ち越し適時打とスクイズで2打点をあげる活躍で勝利を決めた。九国大は東哲寛(3年・山口鴻城)が逆転3ランを放ち九州大に4-3で競り勝った。西南大は6-5で北九大を制した。

 久留米大が最高のスタートを切った。春のリーグ最下位からの浮上を狙う秋の開幕戦で春の王者福岡大から大きな1勝をあげた。春は同点の最終回にサヨナラで敗れたが、今回は1点差で逃げ切った。「接戦の怖さを知っているだけに価値ある1勝」と栗秋悠斗監督はホッと笑みをもらした。

 リーグ戦初出場の7番日々谷が勝利の立役者だ。1点を追う6回1死二、三塁で左前へ適時打を放ち、勝ち越しを決めると、8回にはスクイズを決めてダメ押しの1点をもぎ取った。「タイムリーはスライダーに食らいついて打った。スクイズはいつも練習していたので自信を持って決められた」とレギュラー定着へ強烈アピールだ。

 2年までは投手だった。ベンチに入れず「グラウンドに立ちたい」と野手に転向。山本陸主将をパートナーにひたすらバットを振り込み、春のリーグ戦の最終戦でベンチ入りし、秋で念願のリーグ戦デビューだ。

 この日の先発は投手のときに公私ともに世話になったという肥後智成(4年・太宰府)。「開幕前に肥後さんに『自分が打って勝たせます』と言っていたので良かった」と恩返しができた。

 後輩の強力援護に肥後も力投を見せた。7回を投げ2失点。3回に2失点したが、追加点は許さず、9奪三振の力投を見せた。春は2勝止まりでチームは最下位に沈み「やりきれない気持ちがあった」。引退せずにチームに残り、夏の間にカットボールをマスターして最後のリーグ戦に臨む。

 チームの目標はAクラスに入り九州大学選手権に出場すること。「最下位からは上がるしかない」と肥後。上昇気流に乗って上位を目指す。 (前田泰子)

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