西武・山川12球団最速40号 5連勝!きょう首位いただく!!

西日本スポーツ

笑顔でポーズを決める西武・栗山(左)と山川 拡大

笑顔でポーズを決める西武・栗山(左)と山川

7回無死、40号ソロを放つ山川

 ◆西武10-5ソフトバンク(31日・メットライフドーム)

 はるか上空を飛んでいた鷹をついにつかまえた。勝率でわずかに下回るが、ゲーム差は0。7月9日の最大8・5ゲーム差を53日かけて追いついた。主役はやっぱり山川だった。今季6度目の1試合2発。12球団最速で40号の大台にも乗せた。本拠地に2度も「どすこい!」が響き渡った。

■2年連続は球団4人目

 初回、3点を奪ってなお2死三塁。和田のチェンジアップをバックスクリーンに運んだ。「(中堅の)頭は越えると思ったけど」と振り返るほど、本人の想像以上に打球は伸びた。7回は先頭で左翼への完璧な一発。「打った瞬間。いい形で上がり、手に残る感触もいいホームランだった」と手応え十分だった。

 一つの大きな決断を下して臨んだ一戦だった。変えたのはバット。長さは同じながらグリップエンドを中村と同じ形にした。これまでは小指だけを掛けていたが、全部の指を使ってしっかり握った。「ヘッドを立てたいという意識」。結果はすぐに表れた。

 意識も変わっている。3回には右前打で好機を拡大した。「ヒットを打ちにいった。小さく振ろうと思った」。全打席アーチ狙いの主砲が状況に応じた打撃をした。好機で軽打に徹する中村の姿を見たからだ。「ここまでは気付けなかった。いけいけのときはホームラン狙いでもいいけど、(状態が悪いときは)ヒットでつないでいれば…」。ふがいない時期を後悔して行き着いた答えだった。

■今季6度目1試合2発

 昨年より4試合早い122試合目での40号。大台も見えてきたが「これまで50本と言ってきたけど、残り試合も少ないので1本ずつ。チームの勝利が第一。ホームランの数はおまけでいい」とまで言い切った。2年連続40号到達は球団4人目。前回達成者は10年前の中村だった。先輩に続いた大砲の活躍でチームは1日にもついに首位に立つ。5連勝中に山川は3発、7打点。元4番の完全復調で逆転Vへのピースはそろった。 (小畑大悟)

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