西武初奪首ならず 辻監督「そんなに甘くない」

西日本スポーツ

 ◆西武1-4ソフトバンク(1日・メットライフドーム)

 ヘルメットを脱いだ外崎が天を仰いだ。8回に森の二塁打で2点差に迫り、なお無死二、三塁。中村、栗山が倒れ、最後は外崎の痛烈なライナーが、二塁牧原の超美技に阻まれた。絶好の同点機を逃して直接対決3連勝はならず、今季初の首位奪取に失敗した。

 辻監督「そんなに甘くない。よく二つ勝てたよ。向こうも必死だから。こっちも必死にやっているから粘り合いになる。(互いに)複数失点のイニングもないし、締まった試合。なかなかチャンスが広がらなかった」

 頼りの「獅子脅し打線」が1点に封じられた。先発武田の前に6回まで三塁を踏めず、辻監督も「思ったよりも良かった。コントロールが良く、いい投球をされた」と認めるしかなかった。5回2死一、二塁では、そこまで2安打の秋山が遊飛に打ち取られた。

 8回は先頭で右前打を放ち、1試合3安打と気を吐いた秋山は「5回ですね。投手が頑張っている中で仕事としてはもうひとつ」と厳しい表情を見せた。先発の十亀が6回途中3失点と試合をつくったが、重量打線の反撃が遅すぎた。

 7月9日に最大8・5ゲーム差を付けられながら、8月31日時点でゲーム差なしまで肉薄。直接対決での3連勝はならずに奪首は果たせなかったが、辻監督は「終わってみれば良しとするしかない。混パで厳しい戦いが続く。本当に疲れているけど、気持ちを入れ替えてやるしかない」と前を向いた。V2への道を必死に歩み続ける。 (小畑大悟)

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