毒島連覇 夜の帝王!ナイターSG5度目V!! ボートレースメモリアル 【大村】

西日本スポーツ

大会を連覇し「V2ポーズ」を決める毒島誠 拡大

大会を連覇し「V2ポーズ」を決める毒島誠

メダルを手にする優勝した毒島(中央)と2着の菊地孝平(左)、3着の石野貴之 1周2Mをトップでターンする毒島

 第1回大会以来、64年ぶりに大村ボートで開催されたSG「ボートレースメモリアル」(優勝賞金3900万円)は最終日の1日、12Rで優勝戦が争われ、1号艇の毒島誠(35)=群馬=が逃げ切り勝ち。昨年の64回大会に続く連覇を達成した。2着は菊地孝平(41)、3着は石野貴之(37)。6日間の総売上額は131億9183万100円で、目標額(125億円)を大幅に上回った。

■ヒーロー

 これぞ夜の帝王の強さだった。これまでのSGVは全てナイターの前回覇者・毒島誠が、まくり差してきた菊地孝平をBSで引き離し、紙一重の勝利をもぎ取った。これでメモリアルは、野中和夫(引退)、今垣光太郎に並ぶ最多の3V。2連覇を達成して「安心しましたね。無事にゴールができて良かった。自分ができることをやったと思う」。ホッとした笑顔を見せた。

 相棒の20号機は2連対率26%の低実績機。前検では全く手応えがなかったが、初日の大整備とペラ調整で上位級の足に大変身させた。加えて、予選トップ通過の峰竜太が準優でFに散って優勝戦の1号艇が巡ってくるという流れの良さもあった。「足の仕上がりは良かったけど、(優勝戦は)回転が合っていなくて、準優の方がターン回りは良かった」。万全とは言えない状態だったが、その中でも人気に応えた。チャンスを決して逃さないさすがの勝負強さだった。

 この優勝で、賞金ランクは13位から一気に2位まで浮上。年末の住之江グランプリ(大会初のナイター開催)へ大きな一歩になったことは間違いない。「2位ですか。頑張りましたね(笑)」。これでナイターばかりのSG5V。“夜に強い”というイメージを今回でさらに強めた。「今年は年末がナイターだし、楽しみにしていきたい」。誰もが認めるナイター最強の男が、グランプリで初の頂点に輝く姿がもう思い浮かぶ。 (橋口文子)

 ◆毒島誠(ぶすじま・まこと)1984年1月8日生まれ。群馬県桐生市出身。2003年5月、桐生デビューの92期。13年のまるがめメモリアルでSG初制覇。SGはこれで通算15優出5V、G1は通算35優出9V。一般戦も含む全グレードでは150優出52V。SGの優勝は全てナイター。趣味は釣り、旅行。163センチ、53キロ、B型。

【優勝戦VTR】

 進入は6枠桐生が、S展示も本番も内をうかがったが、どちらも誰も譲らず枠なりのオールスロー。

 Sはイン毒島と3コース菊地がゼロ台。先マイの毒島に菊地のまくり差しが完全に届き、一時は並走だったが、BSの中間で毒島がグイグイ伸びて菊地を1艇身突き放した。毒島はそのまま2Mを先に回ってリードを広げた。菊地が続いて2着。3着争いは単独で浮上した石野を桐生が猛追。3周HSでは桐生が外から石野に並びかけたが、石野が何とか3着を守った。

■戦い終わって

 菊地孝平(2着)思い切った調整をしたが、5日目の方がマシだった。Sもテクも勝っていたが、完全に足負けしていた。

 石野貴之(3着)Sに集中し切れなかった。かなり仕上がっていたと思っただけに、ちょっと悔いが残る優勝戦になった。

 桐生順平(4着)全体的に良かったので満足している。節間を通していい仕上がりだった。またいつも通りに頑張る。

 前本泰和(5着)Sは全速。コンマ15ぐらいを目標にしていた。ただ、思ったより回転不足で重さがあった。また出直す。

 重成一人(6着)結局Sが分かっていなかった。乗れていたし、展示タイムも出たので回転は合っていた。他の5人がうまい。

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