福岡大「駒大用」大胆布陣で4年ぶり8強/大学サッカー

西日本スポーツ

 サッカーの第43回全日本大学トーナメントは1日、兵庫県三木市のみきぼうパークひょうご第1球技場などで2回戦8試合があり、3年連続35度目の出場となる福岡大(九州1)が駒大(関東3)を1-0で破り、4年ぶりのベスト8に進んだ。鹿屋体大(九州2)はびわこ成蹊スポーツ大(関西1)に0-1で敗れた。福岡大は3日の準々決勝で関大(関西2)と対戦する。

 パワーと高さに定評がある駒大対策で、乾真寛監督は身長188センチのFW大崎舜(大津)をスタメン起用。今大会初起用の1年生が前半14分に決勝ゴールを決め、守備も5バックで固めての逃げ切り勝利。「駒大用の戦いに徹した」としてやったりの表情だった。

 「相手の“流派”ははっきりしている。だから駒沢に対抗するためのメンバー」と乾監督。身長186センチのFW森本ヒマン(3年)を中心に積極的に中央へ攻め込んでくる駒大の高さと攻撃力に対抗するため、1回戦からスタメンを3人入れ替えた。うち2人が大崎と身長184センチのDF大川智己(九州国際大付)の1年生コンビ。この起用が見事に的中した。

■シュート数「4対11」

 前半14分、右CKから大川がヘディング、これを大崎が右足で蹴り込んだ。その大崎は前半39分で交代。当初の予定通りで、故障上がりの3年生FW梅木翼(立正大淞南)の負担を減らすための戦略だった。

 「乾監督からは『30分で持ち味を出してこい』と言われたんですが、チャンスで決められてよかった」と大崎が言えば、乾監督も「これは予想外。おつりが来ました」とウハウハ。シュート数は駒大11本に対し、福岡大は4本だった。

 5バックの徹底した守備で1点を守り抜き、DFの主将・饗庭(あいば)瑞生(4年・立正大淞南)も「イメージ通り、作戦通りでした」と満足げ。3日の準々決勝は関大と対戦するが「この2日間、しっかり研究します」と乾監督。次なる“秘策”も楽しみだ。 (喜瀬雅則)

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