ソフトバンク工藤監督「一戦必勝」 覇権奪回へ残り21戦フルスロットル!!

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの工藤公康監督(56)が2日、レギュラーシーズンの残り21試合に「トーナメントモード」で臨む覚悟を示した。前カードの西武との首位攻防3連戦は1日の第3戦を制して首位陥落の危機を脱したが、3位以下の4チームも5ゲーム差にひしめく大混戦。3日からは上位をうかがう3位楽天、4位ロッテとの本拠地7連戦で、覇権奪回へ「一戦必勝」のラストスパートをかける。

■筑後で投手練習視察

 首位を死守し、11日ぶりに福岡へ戻った。2位西武とは1ゲーム差。それでも、工藤監督の表情は落ち着いていた。リーグ優勝は選手時代に14度、監督として2度経験。ひりひりする勝負は任せろと言わんばかりに、筑後の2軍施設で先発投手陣の練習を見守った。

 レギュラーシーズンは残り21試合。冷静な表情とは裏腹にハートは熱くたぎっている。「本当に気の抜けない試合、緊張感がある試合が続く。選手も思ってくれていると思うけど、僕自身の中でも一戦必勝。最後まで続く」。全てが決まる今後の戦いを見据えた。

 本来はカード勝ち越しを最重視するが、今後は「トーナメントモード」で臨む。「(例年は)順位がある程度決まっているチームもあるが、今年はそれがない。みんな上を目指してくる」。3位以下の4チームも5ゲーム差にひしめく「混パ」について口にした。

 前年覇者の西武との優勝争いに加え、3位まで出場できるクライマックスシリーズ(CS)を巡る争いも激しさを増している。3日からの本拠地7連戦も3位楽天と4位ロッテとの対戦。相手を全力でなぎ倒さなければ、覇権奪回は果たせないと理解している。

 選手のコンディションに細心の注意を払う姿勢に変わりはない。離脱者が多発した今季は故障明けの主力を試合終盤にベンチへ下げるシーンも少なくなかった。この起用法はペナントレース後に控えるCSや日本シリーズ、そして選手の将来を見据えたものだ。

 ただ、これからの21試合について、工藤監督は「頑張ってもらう人もいると思う」とした。選手の状態を見極めた上で、トップでゴールテープを切るまでは例年以上に強いむちをチームに入れる。全速力のラストスパートで、歓喜のゴールへ突き進む。 (倉成孝史)

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