ソフトバンク救援陣総動員!! きょうから楽天、ロッテと7連戦

西日本スポーツ

 “満タン”救援陣を総動員! 福岡ソフトバンク投手陣が、きょう3日から楽天、ロッテ本拠地7連戦に「スクランブル態勢」で臨む。先週は2戦連続雨天中止で試合がない日が4日続いた上、8月23日のロッテ戦から同31日の西武戦の5連敗で「勝利の方程式」を担う投手の登板機会は少なかった。図らずも休養十分となった救援陣を早めにつぎ込み、確実に白星を積み重ねていく。

■回またぎや連投も

 首位をキープして福岡に戻ってきたホークス。先発投手陣は2日、筑後のファーム施設の屋内練習場で汗を流した。本拠地7連戦の先陣を切る高橋礼や5日の楽天戦で今季初登板予定の中田らの調整に、首脳陣は目を光らせた。

 ホークスには最短できょう3日に優勝マジック「18」が点灯する。ただ9・5ゲーム差に全チームがひしめく「混パ」。先発陣への期待はもちろん高いが、激しい争いを勝ち抜くため、首脳陣は自慢の救援陣を惜しみなく投入する方針だ。

 救援で登板した投手の防御率はリーグトップの3・14。工藤監督が「取れる試合を取っていくことが大事。そういう上でリリーフをつぎ込むところはつぎ込んで、抑えるところは抑える」と話せば、倉野投手コーチも「先発が1イニングでも長く、という時期ではない。中継ぎの回またぎや連投も出てくる。先発の調子が悪ければ、総動員になる」と同調。スクランブル態勢で7連戦に臨む。

 この起用法が可能になる状況も整った。8月27、28日に京都で予定されていたオリックス戦が2試合とも中止。チームにとって同30日の西武戦が5日ぶりの試合だった。ただでさえ、シーズン中に4日間も試合間隔が空くのは、交流戦後や球宴休みを除けば珍しい。選手の疲れがたまったシーズン終盤となれば、なおさら貴重だ。

 さらに5連敗を喫したことも重なって「勝利の方程式」を担う救援陣の登板は少なく、思いがけず“夏休み”が到来した形になった。実際、チームにとって10日ぶりの勝利となった9月1日の西武戦で登板した甲斐野、モイネロは7日ぶり、27セーブ目を挙げたクローザーの森に至っては10日ぶりの登板だった。

 ホークスは楽天と今季10勝10敗。その後に戦うロッテには6勝15敗と大の苦手にしている。「西武だけではなく、どのチームにもまだチャンスがある。とにかく、目の前の相手に勝つということ」と倉野投手コーチは強調した。残り21試合。まずは勝負どころの7連戦で勝機を逃さないように、早め早めの継投で勝利をつかみ取っていく。 (鎌田真一郎)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ