冨安「守備の要に成長する」 サッカー日本代表合宿

西日本スポーツ

 サッカー日本代表のDF冨安健洋(20)=ボローニャ、福岡市出身=が3日、自身初のワールドカップ(W杯)予選での成長と活躍を誓った。5日の親善試合パラグアイ戦(カシマ)、10日の2022年W杯カタール大会アジア2次予選ミャンマー戦に向けた代表合宿に参加中。今夏に移籍したイタリアで高く評価されたプレーを代表にも還元し、ミャンマー戦でW杯への第一歩を力強く踏み出す決意を示した。DF植田直通(24)=セルクル・ブリュージュ、熊本県宇土市出身=は、古巣・鹿島の本拠地で行われるパラグアイ戦での出場を心待ちにした。

■吉田、植田らと定位置争い

 イタリアを驚かせた20歳が、今度は日本のために貢献する。ボローニャ移籍後初の代表戦を控え、冨安は「チームとしては結果にこだわらないといけない。アジア予選は難しい試合もあると思うけど、たとえ内容が悪くても結果を出さないといけない」と語った。

 5日の親善試合を経て、10日に敵地でW杯予選。イタリアから帰国して日本で試合後、ミャンマーに移動するという過酷な日程に「緊張感も違うし、気候などの状況も違う。合わせてやっていかないといけない」と力を込めた。

 新天地のボローニャでは、右サイドバックとして開幕戦から2試合連続でフル出場。攻守に安定感を見せて高い評価を受けた。日本代表では本職のセンターバックでの出場が濃厚。ピッチ外の環境だけでなく、ピッチ内の役割も変わるが「ずっとやってきたので。そんなに難しくはないと思う」と自信を示した。

 イタリアで学んだ守備面の成果については「ポジショニングも細かく言われるし、体の向きやマークの付き方も違う。日本でやってきたことを、より細かく強く、もっと追究しているという感じ」と振り返った。

 センターバックの定位置争いは吉田(サウサンプトン。長崎市出身)、植田らとの競争になる。ライバルは経験豊富でも、冨安は1月のアジア・カップ以降、継続的に出場機会をつかんでおり、今後もスタメン出場の可能性は高い。

■「メリハリを」

 「今はまだ(代表でのプレーに)余裕はない。気を張りすぎず、メリハリをつけてやりたい」。これから始まる長く厳しいW杯予選は、日本の守備の要として不動の地位を築く絶好のチャンスでもある。 (松田達也)

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