沖縄電力エース炎の連投で日本選手権切符 骨挫傷乗り越え

西日本スポーツ

 第45回社会人野球日本選手権(10月下旬開幕、京セラドーム大阪)の九州地区予選は4日、宮崎市の宮崎アイビースタジアムで第1代表決定戦など2試合を行い、沖縄電力がホンダ熊本に8-1で快勝し、3大会連続で第1代表の座をつかんで6度目の本大会出場を決めた。初戦から3試合連続先発の狩俣穏が8回1失点の好投で打線の爆発を呼んだ。敗者復活戦はJR九州が宮崎梅田学園を4-1で破った。5日は同スタジアムでホンダ熊本とJR九州による第2代表決定戦が行われる。

 今年の都市対抗野球の九州地区第1代表に大差をつけた。沖縄電力がホンダ熊本に8-1で快勝し、3大会連続の第1代表で本大会に進んだ。先発で8回1失点の狩俣は「点を取ってくれたので、力が抜けていい感じで投げられた」と笑った。

 3日間で3試合の過酷日程で、全て先発で3連投。「体が軽すぎた。最悪な投球だった」と振り返る初戦のMr・KINJOとの準々決勝は2回途中4失点で降板したが、名誉挽回を期したJR九州との準決勝では5回2/3を1失点と好投した。

■先発3連投

 ホンダ熊本との第1代表決定戦も7回まで散発3安打と快投。8回に1点は失ったが、古謝景義監督も「初戦はだらしない投球だったが、準決勝からの2試合はいつも通りの投球をしてくれた」と納得の表情だ。信頼もきっちり取り戻した。

 今年は4月に左足首を負傷した。全治1カ月の骨挫傷で、5月下旬からの都市対抗野球九州地区予選は痛み止めを使って出場。投球内容はベストからはほど遠かった。チームも本戦出場を逃しただけに、日本選手権に懸ける思いは強かった。

 けがが治った今回は状態は万全。大会前に沖縄県国頭村で行った1週間の合宿では、毎日100球前後を投げて連投に備えた。「投げる体力をつけた」。その成果もあり、狩俣は3連投で本大会出場に大きく貢献した。

 過去2年の本大会は初戦敗退。昨年はホンダ鈴鹿に1-10の大差で敗れた。「九州勢が最近は勝てていないので、九州の代表として初戦を大事にして頑張りたい」。狩俣は力を込めた。本大会では2010年以来となる勝利を挙げて、チームの新しい歴史を刻む。 (前田泰子)

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