デスパイネ本領2発「100%ではない」離脱中の苦悩と今

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク5-1楽天(4日・ヤフオクドーム)

 デスパ復帰後3連勝!! 5連敗後に緊急昇格し、3試合続けて4番を務めたアルフレド・デスパイネ外野手(33)が2本塁打で3連勝を呼んだ。ホークスはデスパイネの1本目と中村晃、松田宣で、則本昂に初めて1試合3本塁打を浴びせた。

 さらに7月23日以来の1試合4発。西武の勝利で優勝マジック点灯はまたお預けとなったが、5日にも「16」が点灯する。

■則本昂から初3発

 キューバの主砲がメモリアル弾で試合を決めた。3点リードの8回1死、デスパイネが安楽の外角高め直球を振り抜くと、スタンドインを確信したかのようにゆっくりと一塁側に歩きだした。この日2発目となる32号ソロが右中間スタンドに飛び込む。この一発が来日6年目での通算150本塁打目となった。

 「ヤフオクドームで150号を達成することができて本当にうれしいよ」。自身の顔写真と「150HR」の文字が入った青色の記念Tシャツをまとい、上機嫌でお立ち台に上がった。初回には中村晃の先制3号2ランに続き、則本昂の甘いスライダーを右中間席に運ぶ31号ソロをマーク。今季5度目の1試合2発でチームを3連勝に導いた。

 まさしく勝利の使者だ。8月31日の西武戦に敗れたチームは5連敗を喫し、ゲーム差なしまで迫られた中、翌日に緊急昇格。その後チームは3連勝と息を吹き返した。背中痛で8月18日に出場選手登録を抹消された後、治療に1週間を費やした。筑後のファーム施設でバットを振り始めたのは28日。「体は100パーセントではない。ほとんど打撃練習をする時間もなかった」という状態ながら、復帰戦から4番に座り続ける。

 戦線離脱した2週間、1軍の試合は欠かさずテレビで見守った。「みんなに迷惑を掛けた。一日でも早くチームの力になりたいという思いだけだった」。はやる気持ちを抑えるように、昇格前日の8月31日には同郷の後輩ミランダとその家族を自宅に招き、自身の長男の誕生日パーティーを開いて英気を養った。

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