西武松本航6勝「かっこつかへんぞ」恩師ゲキに快投

西日本スポーツ

 ◆オリックス3-7西武(5日・ほっともっとフィールド神戸)

 かつての“ホームグラウンド”で、ルーキー右腕が躍動した。西武のドラフト1位右腕の松本航は兵庫・明石商高出身。敵地のはずのほっともっとフィールド神戸は「懐かしい」。さらに三塁側スタンドには頼もしい大応援団も陣取っていた。

 この日の先発に合わせて、恩師の狭間監督に連絡し、100人を超える後輩部員たちを球場に招待。母校は今年の甲子園で、春夏ともに4強進出。立役者でもあるエースの中森は、昨秋に、松本航が教育実習で母校の教壇に立ったときの“教え子”でもある。

 「これだけ(後輩たちが)来てるんやから、ええピッチングせんと、かっこつかへんぞ、と本人に言いました」と狭間監督。先輩の投球を「学ぶ」ために、定評のある猛練習は休み。「休みにさせてあげて、それが良かったです」と笑わせた先輩は、恩師と後輩たちの前で6回2失点、9奪三振の好投を見せた。

 カットボールやツーシームの握りを教えてもらったことで大きく成長した2年生の中森は「プロは全然レベルが違う。学べるところを自分のものにして、今後に生かせたらと思います」と目を輝かせ、先輩の立つマウンドを見つめた。

 辻監督は「途中から力が抜けて、軽く投げても、バッターも詰まる。それをつかんでくれたらいい」と今季6勝目を高評価した。チームもオリックスに3連勝。首位ソフトバンクも負けないため、1ゲーム差は不変も「そりゃ、そうだろう。ウチが負けたら(ソフトバンクに)マジックが出るんだろ? 頑張りますよ」と指揮官。連覇への執念がほとばしった。 (喜瀬雅則)

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