ソフトバンクいざ天王山2連戦 二枚看板つぎ込みM点灯へ

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 23勝コンビで、いざ天王山! 福岡ソフトバンクは11日からの2位西武との2連戦(メットライフドーム)で初戦は11勝の高橋礼投手(23)、2戦目は6日ロッテ戦でノーヒットノーランを達成し、12勝目を挙げた千賀滉大投手(26)を中5日で先発に立てる。

 0・5ゲーム差に迫られたライバルと最後の直接対決で、西武戦今季4勝のサブマリンと令和初のノーヒッターの二枚看板をつぎ込み、目の前で優勝マジックを点灯させる。

■西武にリベンジ

 偉業を達成した後に迎えるリーグVの行方を左右する大一番。いやが上にも期待が高まる登板を前にしてノーヒッターは高ぶる思いを鎮めるように静かに語った。「いつも通り、目の前の試合に集中する。高い集中力で臨みたい」

 空路で敵地へ乗り込む前、ヤフオクドームで行われた投手練習。千賀はキャッチボールやダッシュなど黙々と調整した。西武との今季最後の直接対決2連戦で1勝でもすれば優勝マジックを点灯できる。

 前回登板の6日ロッテ戦(ヤフオクドーム)で球団史上76年ぶりのノーヒットノーランを成し遂げた。一方で球数は133球に到達。今回は中5日での登板となるが「体は大丈夫」とエースの自覚がにじみ出る。

 リベンジの思いも当然ある。2ゲーム差で臨んだ前回対戦の8月30日西武戦(メットライフドーム)は「意識しないはずがない」と闘志をむき出しにした中、2本のアーチを浴び7回4失点で7敗目を喫した。ただ、この試合では納得できるボールが投げられたことも確か。その手応えが間違いでなかったことは、次の登板で快挙を成し遂げたことが証明している。

 0・5ゲーム差に迫られた中で先陣を切る高橋礼は、今季西武戦5試合に登板し4勝1敗、防御率2・70。“レオキラー”は「西武打線は足も使えるし、長打もある。1番から9番まで切れ目がないし、全員に全力勝負したい」と力強い。

 前日9日ロッテ戦でチームは今季チームワーストタイの10四球を与え11失点し大敗。「四死球で崩れるのは一番良くない。昨日の試合の反省を踏まえて投げたい」と自身に言い聞かせた。

 ここまで11勝3敗と八つの貯金をつくっているサブマリンは、球宴明けからはカード頭を任され、千賀と両輪でローテーションの軸として回ってきた。「今シーズン、2人はここまで頑張ってきて、なおかつこういうところで投げないといけない。攻めていく気持ちを失わないで投げてほしい」。工藤監督は12球団最強の打線に対し、自信を持って二枚看板を送り出す。 (鎌田真一郎)

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