野上「十八銀行」アピール 左すね故障乗り越え

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

MGCの公式記者会見で、意気込みを語る野上恵子 拡大

MGCの公式記者会見で、意気込みを語る野上恵子

九州ゆかりのMGC出場選手

 女子で福士に続いて2番目に年長の33歳、野上は所属先の「十八銀行」をアピールする。来年10月に親和銀行(長崎県佐世保市)と合併し、「十八親和銀行」となり、チーム名も変わる予定。日本中が注目する大一番を前に、「十八銀行(の名)で走れるのもあと何回か。いい結果を出せるように」と誓った。

 6月に左すねを痛めて「完治はしていない状況」だという。大分県などで行ったマラソン練習では40キロ走を1回に、30キロ走も行った。故障の影響もあって「ペース的には納得いかない」と不安を口にするが、距離の面では例年のマラソン練習同様にこなした。

 強豪の兵庫・須磨学園高時代では全国高校駅伝に出走できなかった。サニックス(福岡市)では廃部を経験し、移籍先の十八銀行でも故障がちだったが、29歳で初めて挑んだマラソンで才能が開花。昨夏のアジア大会の銀メダルで、暑さへの耐性にも定評がある。

 女子は10人しか参加できなかったMGC。「すごいメンバーの中で走れるということで恐縮している。でも、つかみ取ったチャンスなので、本番でもしっかり走りたい」。不屈のベテランが、存在感を示す。 (伊藤瀬里加)

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 上原美幸「過去2回のマラソンの前より、練習が積めている。勝負に徹して、賢いレースをしたい」

 一山麻緒「最年少で、(最年長の福士と)年齢の差が大きい。小学生が大人に立ち向かう感じ。積極的に走って最後は粘りたい」

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