逆マジック点灯に高性能“信号機” 西武黒田三塁コーチの好判断
◆西武6×-5ロッテ(15日・メットライフドーム)
西武が2試合連続の延長サヨナラ勝ちを収め、ソフトバンクと入れ替わり、優勝マジック9を点灯させた。
延長11回2死、木村の左中間への打球は中堅荻野と左翼加藤が交錯して落球。その間に木村が一気にホームを駆け抜けた。
記録は失策となったため、幻のサヨナラランニング本塁打となった木村は「まさか(ホームに)かえってこられるとは思わなかった。スピードを上げて、(三塁ベースコーチの)黒田さんが腕を回していたので。ホームインできて良かった」と笑みを浮かべた。
今年から三塁ベースコーチを務める黒田内野守備走塁コーチは「あれはかえれたでしょう」と涼しい表情で振り返った。
クロスゲームとなったこの試合は黒田コーチの“出番”が多かった。「今年一番難しい判断だった」と振り返ったのが8回1死満塁の場面だった。源田が二塁後方への飛球を放つと、右翼前で弾んだ。三走山川は難なくホームインしたが、二走熊代は打球をある程度見届けてからのスタートだったため、ホームは際どいタイミングが予想された。思い切って腕を回すと、クロスプレーとなり、熊代はヘッドスライディング。一度はセーフの判定が下されたが、ロッテはリクエストを要求した。リプレー映像が流されると、捕手は熊代の伸ばした手ではなく、脇付近にタッチしているように見え、判定は覆らなかった。黒田コーチは「熊代のおかげです」と激走した熊代をたたえた。
一方のロッテ側は二つの走塁死とけん制死を記録しており、走塁が明暗を分ける格好となった。





























