西武ニール10連勝で快記録「日本で成功したい思いあった」

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆西武5―0オリックス(18日・メットライフドーム)

 負けない助っ人の連勝街道は伸びるばかりだ。ニールが来日最長の8回を無失点に封じ、自身10連勝。1988年の郭泰源に並ぶ球団の外国人の連勝記録を達成した。「球団の歴史に名を残せて光栄だ」。楽天に敗れたソフトバンクとの差を広げ、チームの優勝マジックも「6」となった。

 初回は三つの内野ゴロで好発進。2回はモヤを二ゴロ併殺、3回も若月を一ゴロ併殺打に打ち取った。奪った24アウトのうち、ゴロアウトは17を記録。無四球の制球力も際立つ。二塁での再三の好守で支えた外崎は「(捕手の)サイン通りのコースに来るから、だいたいどっちに(打球が)来るか分かる」と明かす。

 状態がなかなか上がらなかった前半戦は2軍暮らしが続いた。「日本で成功したい、という思いがあった。その気持ちが先行して、焦りがあった」と振り返る。心身のバランスが整った夏場以降は打者の手元で微妙に変化する球を駆使。敗戦投手になったのは4月9日の楽天戦の1度だけだ。

 来日1年目でライオンズの球史に名を残した右腕は試合後のお立ち台で「日本で投げたい、とずっと思っていた。かなってよかった」と心からの笑みを浮かべた。米大リーグ、マリナーズに移籍した菊池雄星の穴を埋める活躍。球団も来季残留の方向で交渉を進めていく方針だ。

 辻監督は「持ち味が出ていた」と賛辞を惜しまなかった。8回、96球での余力を残した降板は、中5日での24日ロッテ戦の登板を見据えている。「次も万全の状態でいけるよ」。先発の大黒柱となった救世主が、Vロードを加速させた。 (松田達也)

PR

PR

注目のテーマ