J2福岡の窮地を救ったベテランの観察眼

西日本スポーツ 末継 智章

試合後、選手をねぎらう久藤監督(左から2人目)(撮影・菊地俊哉) 拡大

試合後、選手をねぎらう久藤監督(左から2人目)(撮影・菊地俊哉)

後半、福岡・松田(手前中央)はゴール前で倒され、PKを獲得(撮影・菊地俊哉)

 ◆明治安田生命J2第33節 福岡1-1岡山(21日・博多の森陸上競技場)

 福岡が粘り腰を発揮した。1点を追う試合終盤、松田がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。自ら決めて引き分けに持ち込んだ。「勝てなかったのは悔しいが、追いつくことができて良かった」。久藤監督はホームでの勝ち点1に胸をなで下ろした。

 34歳の元日本代表DF菊地が流れを変えた。0-1で迎えた後半10分に右脚を痛めた篠原に代わって出場。「流れがゆっくりしていた。どこかでペースを変えないと相手は乱れない」とボール回しのテンポを速め、相手の陣形を乱して同点劇につなげた。

 7月下旬に右脚付け根を痛めて戦列を離れた菊地は、約2カ月ぶりに出場した前節栃木戦でも無失点勝利に貢献した。J1でも236試合に出場するなど経験は豊富。J1神戸から期限付きで移籍してきた初瀬のデビューも期待を抱かせたが、ベテランの復帰は下位脱出を目指す福岡にとって朗報だ。(末継智章)

PR

PR

注目のテーマ