西武1カ月ぶり連敗 楽天戦負け越し決定 M点灯後初の足踏み

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆楽天7―5西武(22日・楽天生命パーク)

 どんよりした空から冷たい雨が打ちつける杜(もり)の都でVロードの歩みが止まった。9回2死一塁。秋山の打球が左翼手のグラブに収まる。8月18、19日のソフトバンク戦以来、約1カ月ぶりの連敗。マジック3で初めて足踏みした。辻監督は「去年もこういう思いをしてやっていた」。ゴールを目の前にして、最後の山が立ちはだかる。

 自慢の“獅子脅し打線”のバットが湿る。初回、森の23号ソロで先制。2回に相手失策で同点に追い付いたが、3回以降は石橋の前に沈黙した。雨に打たれた右翼席のファンからは「気合を入れろ」の声が飛んできた。ようやく8回に中村、外崎の2者連続アーチで追い上げムードをつくったが、遅きに失した。本来の打ち勝つ野球ができない。

 打てる手は打った。辻監督は「中村は体がおかしいけど、外すわけにはいかないので」と中村をDHで起用。栗山を左翼に回し、金子侑をベンチスタートにした。選手たちも現状打破に必死。6回は打率リーグトップの森がセーフティーバントを試み、一塁に頭から飛び込んだ。アウトにはなったが、「出塁しようとよっぽど気持ちが入っている。みんなそういう気持ち」と指揮官は代弁した。

 ソフトバンクが勝ったため、ゲーム差は再び1。楽天戦の負け越しも決まった。きょう23日の結果次第ではマジックが入れ替わる極限状態に戻った。令和初代王者を懸けたマッチレースはいよいよ最終章を迎える。 (小畑大悟)

   ◇    ◇

 西武・榎田(5回5失点で今季3敗目)「先頭打者(島内)のヒットが失点に絡んだ。気をつけて入っていかないといけなかった」

PR

埼玉西武ライオンズ アクセスランキング

PR

注目のテーマ