西武8・5差から逆転V 雄星、浅村、炭谷移籍も21年ぶり連覇 打線爆発、ニール助っ人タイ11連勝

西日本スポーツ

 ◆ロッテ4-12西武(24日・ZOZOマリンスタジアム)

 優勝マジックを「2」としていた西武は、ロッテに大勝した。2位ソフトバンクが楽天に敗れたため、2年連続23度目のリーグ優勝が決定。最大8・5ゲーム差を逆転し、1997、98年以来21年ぶりのパ・リーグ連覇を果たした。

 試合序盤から強力打線が猛威を振るった。一挙5点を奪った2回は栗山が先制打。敵失も重なって好機が続き、満塁から金子侑に適時打、秋山にも走者一掃三塁打が出た。3回には山川の43号2ランで加点。中5日の先発ニールは6回3失点で、外国人投手として歴代最長タイの11連勝をマークした。

 辻監督は就任3年目。2年目の昨季は10年ぶりのリーグ制覇も、オフにエース菊池がポスティングシステムで米大リーグのマリナーズへ。またフリーエージェント(FA)で堅守の捕手炭谷が巨人へ、不動の「3番・二塁」の浅村が楽天へ移籍し、攻守にチームの再構築を強いられた。

 先発陣は昨季リーグ最多16勝で開幕投手の多和田が大不振。11勝した榎田も左肩の張りで出遅れる中、5年目の高橋光が終盤に右肘痛で戦列を離れるまで自身初の2桁10勝を挙げた。3年目の今井、4年目の本田、ルーキー松本航も先発ローテの一角を担った。

 新外国人のニールは開幕直後こそ結果が出ず2軍行きを経験したものの、6月の再昇格後は別人に。球団の助っ人としては1988年郭泰源以来の2桁連勝をマークし、後半戦で巻き返したチームの原動力となった。

 救援陣ではセットアッパーの平井がフル回転し、1961年稲尾和久(西鉄)が持っていたシーズン78試合登板のパ・リーグ記録を更新。増田も自身初の30セーブを挙げた。

 打線は浅村の抜けた3番に秋山、外崎を据えるなどシーズン中盤まで模索が続いたが、8月に入ってリーグ首位打者を争う捕手の森を3番に固定。また同時期、不振の山川を不動の4番から外し、中村を2年ぶりに4番へ復帰させる荒療治も奏功した。

 中村、山川、森の日本人100打点トリオは03年ダイエー(現ソフトバンク)以来。また山川、中村、外崎、森、秋山と、パ・リーグでは初めて同一チームの日本人打者5人が20本塁打以上を記録した。
 昨季はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで2位ソフトバンクに敗れ、日本シリーズ出場を逃した。次は2008年以来11年ぶりとなるCS突破、日本一を目指す。

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