悔し涙から338日「本当に幸せ」辻監督笑顔の舞い

西日本スポーツ

 ◆ロッテ4-12西武(24日・ZOZOマリンスタジアム)

 優勝マジックを「2」としていた西武がロッテに大勝した。2位ソフトバンクが他球場で先に敗れており、西武のリーグ連覇が決定した。

 オフに菊池、浅村、炭谷の主力3人が移籍しながら、球団21年ぶりの連覇。辻監督は9回に登板する抑えの増田をマウンドで待ち、笑顔で白球を渡した。優勝が決まると、マウンド付近にできた歓喜の輪の中、ナインの手で10度舞った。昨季のリーグ優勝時より2度多かった。

 優勝インタビューで、マウンドまで足を運んだ思いを吐露。「昨年は試合に敗れて胴上げ。今年は勝利して胴上げできる。最後のマウンドは増田しかいない。この1イニング、優勝投手として楽しみなさいと言ってきました」と明かした。

 昨季から主力3人が移籍しての戦い。「正直言って今年はちょっとしんどい戦いになるなって思ってましたけど、たぶん選手たちの心の中では、主力が抜けても俺たちは勝てるんだと。意地を見せてくれたような気がします」とナインをねぎらった。

 敵地千葉にも詰めかけた西武ファンに向けては「ファンの皆さんの中で、勝って優勝を決めることができて、本当に幸せです。これからもまだ、先があるんで。今後ともどうか、熱い声援よろしくお願いします。ありがとうございました」と呼び掛けた。

 就任2年目の昨季は10年ぶりのリーグ優勝も、クライマックスシリーズ(CS)で2位ソフトバンクの前に敗退。日本シリーズ進出を逃すと、終戦直後のセレモニーで悔し泣きし、おえつを漏らした。

 その涙から338日。ソフトバンクとのデッドヒートを制し、王座を守った。次はCSでも雪辱を期す。

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