「吉田正尚ヒット打った?」西武森は最終戦欠場へ

西日本スポーツ 小畑 大悟

 リーグ2連覇を飾った西武の辻発彦監督(60)が25日、打率リーグトップで初の首位打者獲得がかかる森友哉捕手(24)を26日の楽天との最終戦(楽天生命パーク宮城)に起用しないことを明かした。体調面を重視した上で出場せずに打率キープの策を選び、4試合を残す同2位のオリックス吉田正の結果を待つ。

■4厘差オリ吉田正は残り4戦

 首位打者争いは森の打率3割2分9厘に対し、吉田正は同3割2分5厘で4厘差(25日現在)。辻監督は「絶対に取らせてあげたい」と話すが、捕手の重責も務める森の疲労が蓄積しているのも事実。担当コーチを通じて状態を確認し、欠場する方針となった。

 森の状態について、辻監督は「手も痛めているし、膝も良くない。使わない予定です」と説明した。その上で前夜のビールかけで「声出し隊長」の熊代が物まねで爆笑を取った通り、最近の森は「吉田正尚、ヒット打った?」が口癖になっていることも暴露した。

 辻監督自身も優勝を決めた24日のロッテ戦後はビールかけやテレビ出演に追われ、日付が変わった午前3時半ごろ就寝。一夜明けて最終戦のある仙台入りして「よう勝ったよね。誰もライオンズを優勝候補に挙げられる状態じゃなかった。どこにその力があったのか」と笑顔で振り返った。

 ベテランの中村、栗山はコンディションを重視して登録を抹消した。「すぐに良くなるわけじゃないけど、まずは休ませよう」。1965年の野村克也(南海)以来、パ・リーグ捕手では54年ぶりとなる首位打者の栄冠に、森が「果報は寝て待て」で臨む。 (小畑大悟)

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