藤浪の153キロ撃ち弾 ソフトバンク栗原CSへ「何とか力に」

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神3-4ソフトバンク(25日・鳴尾浜)

 栗原陵矢捕手(23)が25日、ウエスタン・阪神戦の3回、阪神藤浪の153キロの剛球を右翼へ運ぶ9号2ランを放った。ポストシーズンを前に「打力のある捕手」が、CSへ向け、猛アピール弾だ。

 「3番・DH」でのスタメン出場。1回は藤浪の150キロ直球に詰まっての二ゴロ。「1打席目にやられたんで、次は何とか、ストレートをはじき返したいなと思っていました」という3回の第2打席。藤浪のこの日最速となる153キロの内角直球に「うまく反応して体が回りました」。ジャストミートした一撃は一直線に右翼席へ飛び込んだ。

 「いつも新井(2軍打撃)コーチから『ライナーを打て』と言われている」。教え通りの9号2ランに続き、5回は138キロのフォークにも両膝をうまく曲げ対応、すくい上げての右越え二塁打と、藤浪相手に長打2本をマークした。2軍はこの日を含めて残り3試合。「結果だけを求めてやっていきたい」という栗原がにらむのは、CSと、その先の日本シリーズだ。

 1軍のV逸が決まった24日の試合をTV観戦しながら「悔しかった。1年間、1軍にいることができなかったんで」。その試合も9回、2番手捕手の先輩・高谷に代打が送られた総力戦。それだけに、今季プロ初アーチも放ち、お立ち台にも立った栗原は左の代打、さらには第3の捕手として貴重な1枚になり得る存在だ。「何とか力になれるようにしたいですね」と栗原も“秋の陣”へ強い意気込みを見せた。 (喜瀬雅則)

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