ソフトバンク大竹、巧投キラリ CS「戦力になりたい」

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆ウエスタン・リーグ 阪神4―2ソフトバンク(26日・鳴尾浜)

 “らしさ”が、確かに戻りつつある。2年目の左腕・大竹耕太郎投手(24)が26日、ウエスタンの阪神戦に、6回から3番手として登板。3回を4安打2失点ながら、最初の2イニングは1安打2奪三振と、打者のタイミングをずらして打ち取る巧投ぶりが光った。

 「しっくりはまだきていません。実際、点を取られていますしね」と厳しい表情の大竹が最大の反省点に挙げたのが、投球の組み立て。3連打を食らった8回は、脳腫瘍から復活も、この日限りで現役引退する阪神横田が、中堅からダイレクト送球で走者を本塁で刺し、球場全体の空気が一変した直後。ビジターの投手には酷な状況とはいえ「8回は、チェンジアップやツーシームの“半速球”を打たれた。相手にも(それを狙う)意識があると思う」。ただ光明も見えた。スライダーでタイミングを狂わせた右打者に、三塁側ベンチ方向に、ボテボテのゴロでファウルを打たせたシーンが、3球ほど見られたことに「ああいうのが増えてくればいい。1軍だと、真っすぐとチェンジアップだけでは打たれるので」と振り返った。

 2年目の今季は開幕ローテに名を連ね5勝をマークも、8月2日に2軍落ち。この日の最速も135キロで、変化球とのコンビネーションが生命線だけに「自信を持ってスライダーを投げられていない。使い方に気をつけたい」と課題を挙げた。

 クライマックスシリーズ(CS)へ向け、先発、あるいは第2先発としての中継ぎなどとして期待されている。「その期待は重々分かっている。戦力になりたい気持ちはもちろんあります」と決意を語った。より“巧みさ”を磨きながら、秋の戦いをにらんでいる。 (喜瀬雅則)

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