北九大、逆転Vに望みつないだ 益田13K大学初完封 九州六大学野球

西日本スポーツ 前田 泰子

 ◆九州六大学野球秋季リーグ第5週第1日 北九大2-0九州大(28日・春日公園野球場)

 九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は28日、福岡県春日市の春日公園野球場で最終週第1日の3試合を行い、北九大が九州大を2-0で破り、6勝3敗で逆転優勝に望みをつないだ。13奪三振のエース益田武尚(3年・嘉穂)が今季4勝目をリーグ戦初完封で飾った。福岡大は九国大に5-0で快勝し、7勝2敗で2季連続58度目の優勝に王手をかけた。最終日で福岡大が敗れ、北九大が勝てば7勝3敗で並び、優勝決定戦となる。西南大は2-0で久留米大を破り5勝4敗で3位。久留米大、九州大、九国大は3勝6敗。

■自己最多4勝目

 大学で初体験の完封に笑みがはじけた。敗れれば福岡大の優勝が決まる大事な一戦で、北九大の益田がエースの底力を見せつけた。「試合前に今日負けたら終わりと言われていた」。13奪三振の快投で重圧をはねのけ、優勝に望みをつないだ。

 初回から快調に三振を積み重ねた。4回までに8個。自己最速の150キロに迫る149キロの直球が走り、100キロ台のスローカーブで緩急をつけた。7回以外は毎回奪三振。「(投球間の)ベンチで捕手と話をして配球を決めた」。バッテリー間で綿密にコミュニケーションを取り、相手打線を散発3安打に封じた。

 徳永政夫監督は「試合で投げるごとにどんどん良くなっている。今までのリーグ戦とは違う」と、3年生右腕の成長を感じている。マウンドでの投球だけでなく、リカバリー用のタイツを使用した体のケアもその一つ。「タイツを着けてストレッチなどをすると疲れが取れる」。シーズン4勝は自己最多となった。

 最終戦で福岡大が敗れ、北九大が勝てば、7勝3敗の同率で並び、優勝決定戦に持ち込める。益田が言い切った。「最終戦もベンチに入る」。2016年秋以来3年ぶりの歓喜へ、可能性がある限りあきらめない。 (前田泰子)

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