ソフトバンク・バンデンハーク 最後はすっきり 5回まで3失点…志願の6回3人斬り

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆オリックス3-3ソフトバンク(28日・京セラドーム大阪)

 今季最終登板で志願の「おかわり」だ。5回終了時点での球数は98球。それでも、バンデンハークは続投のマウンドに上がった。バッテリーを組む甲斐と入念に打ち合わせ、6回は一ゴロ、遊ゴロ、二直。外野に打球を飛ばされることはなく、三者凡退で終えた。

 「消化試合という気持ちではなく、普段のレギュラーシーズンの1試合という意識の中でいい投球ができた」。10月6日の第2戦先発が見込まれるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)も見据え、109球の“シーズン仕様”で仕上げた。

 工藤監督が登板前に「100球ぐらいが目安」と説明したマウンド。3回までは1安打と圧倒したが、4回はマレーロにカーブを左翼線への適時二塁打にされるなど2点を失い、5回には吉田正に右翼5階席への特大弾を被弾したが、6回は修正力を発揮した。

 今季は腰痛で出遅れ、6月には右肘痛を訴えて戦線離脱。今回が3試合目の登板だった。109球の球数は、右肘痛からの復帰戦で白星を挙げた9月20日の日本ハム戦の93球を上回る今季最多。6回を7安打3失点ながら、6三振も奪うなど本来の姿に近づいた。

 倉野投手コーチも「今回は球数がテーマだった。スタミナが問題ないことを確認できて良かった」と上々の評価だ。来日1年目の2015年から昨季まで、CSは5試合に登板して4勝無敗。得意の短期決戦へ向けて、剛腕がまた一つ収穫を手にした。 (鎌田真一郎)

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