J2福岡零敗、決定力不足 前半のPK失敗響く

西日本スポーツ 広田 亜貴子

 ◆明治安田生命J2第34節 山口2-0福岡(28日・維新みらいふスタジアム)

 アビスパ福岡はアウェーで山口に0-2で敗れた。0-0の前半終了間際にPKを獲得しながら失敗。試合終盤に2点を許した。V・ファーレン長崎はアウェーで大宮に0-3で敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。

 決定力不足に泣いた。果敢な福岡のパスワークも最後までネットを揺らせず、隣県対決で完敗。「チャンスで決めきる力がなかった」。久藤清一監督も認めるしかない。

 主導権を握った前半はワントップの梁東〓(ヤン・ドンヒョン)を中心に何度も相手ゴールを脅かした。象徴的なシーンがあった。0-0で迎えた前半終了間際に梁東〓が得たPK。その梁東〓が自ら蹴ったが、相手GKのセーブで得点できない。これが痛かった。

 流れが変わった後半は防戦一方。同37分にCKから先制されると、ロスタイムにPKでダメを押された。シュート数は前半の7-4に対し後半は5-12。「決定機を決められず、もったいなかった。守備から攻撃へ切り替えた時にもっと高い位置を取らないと」。梁東〓は首を横に振った。

 勝ち点を挙げられず、順位は前節と同じ18位のまま。J3降格圏内の21位栃木とは勝ち点7差で、残留に向けて厳しい状況に変わりはない。次節はホーム琉球戦。「今は相手より、自分たちのサッカーをまとめることが大事。全員が同じ気持ちで戦わないといけない」。梁東〓が語る打開策はチーム内で共有してきたはずである。あらためて口にしなければいけないところが寂しい。 (広田亜貴子)

※〓は「火へん」に「玄」

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