5部門で5選手がタイトル 打撃主要タイトル独占の5冠

西日本スポーツ 小畑 大悟

 パ・リーグで2連覇を飾った西武が、打撃の主要5部門でタイトルを獲得した。同一球団の5選手でタイトルを独占するのはプロ野球史上初。圧倒的な打撃力で逆転優勝を果たした「獅子脅し打線」が、新たな金字塔を打ち立てた。

 森は6年目で自身初の首位打者に輝いた。吉田正(オリックス)との争いを最終的に7厘差で制した。捕手の首位打者はパ・リーグでは1965年の野村克也(南海)以来64年ぶりで球団初。「1年を通して捕手として試合に出た中で、首位打者のタイトルを取れて本当にうれしい」と話した。

 本塁打王は2年連続で40本の大台に乗せた山川が獲得。目標に掲げた50本には届かなかったが、43本塁打を放ち、36本で2位のデスパイネ(ソフトバンク)に7本差の独走だ。2年連続の勲章に「目標にしていたタイトルなので素直にうれしい。ただ、50本を打つと開幕前から言っていたので正直悔しい気持ちもある」とコメントした。

 中村は123打点をマーク。4年ぶり4度目の打点王に輝いた。6度の本塁打王と合わせ、10個目の個人タイトル。「シーズンを通して僕の前を打つ選手たちがチャンスをつくってくれた中でランナーをかえすことを意識して打席に入った結果だと思う」。今季パ・リーグで100打点をクリアしたのは、中村、山川(120打点)、森(105打点)の西武勢3人だけだった。

 秋山は179安打を放ち、3年連続4度目の最多安打。3年連続は1994年から5年連続のイチロー(オリックス)以来の快挙となった。「今年も取れたことはうれしさとホッとしたところがある」。金子侑は41盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王。30盗塁で2位の源田(西武)、福田(オリックス)に大差をつけ、「自分の持ち味である足で一番を取れたことがうれしい」と話した。(小畑大悟)

PR

PR

注目のテーマ