福岡大と北九大で10・7優勝決定戦 九州六大学野球

西日本スポーツ 前田 泰子

5回に1点差に迫る適時打を放った福岡大の4番井上 拡大

5回に1点差に迫る適時打を放った福岡大の4番井上

九国大-福岡大の試合結果 九州大-北九大の試合結果 久留米大-西南大の試合結果

 ◆九州六大学野球秋季リーグ第5週第2日 九国大4-3福岡大(29日・春日公園野球場)

 九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は29日、最終週最終日の3試合を行い、首位を走っていた福岡大が3-4で九国大に敗れ、2位だった北九大が9-0で九州大に勝ち、福岡大と北九大が7勝3敗で首位に並んだ。両校による優勝決定戦は10月7日午後1時から福岡市の桧原運動公園野球場で行われる。西南大は久留米大に2-1で逆転勝ちして6勝4敗の3位、九国大は4勝6敗で4位となった。3勝7敗の久留米大と九州大は、得失点差で久留米大が5位、九州大が6位となった。

 「あと1勝」に届かなかった。2季連続優勝に王手をかけていた福岡大は九国大に1点差の惜敗。「今日、決めたかったんですけど…。みんな気持ちが落ちてしまった」。チームを引っ張る田川賢汰主将(3年・海星)はチームの苦しい状況を明かした。

 1回に先制しながら、直後に先発村上幸人(1年・九産大九州)が2ランを浴びて逆転を許した。一時は追いついたが、再び突き放されると、もう一度振り出しに戻す力は残っていない。追い上げは、5回に4番井上絢登(2年・久留米商)の適時二塁打で終わった。井上は「適時打はラッキーヒット。今季は打率を残しているけど納得のいく安打が出ていない。次戦もチャンスをもらったと思う」と前向きに捉えた。

 一方、逆転優勝に望みをつなぐには勝つしかなかった北九大は九州大に快勝。今季初スタメンで3打数3安打2打点の活躍を見せた9番田中渉(3年・必由館)は「逆方向を狙った。自分の仕事をしようと思っていた。打てて良かった」と大事な一戦で勝負強さを発揮。チームに勢いを呼んだ。その後、福岡大が敗れて10月7日に優勝決定戦を行うことが決まった。

 福岡大は春季も九国大との優勝決定戦を制している。「自分たちは経験があるのが強み。1週間でチームを立て直したい」と田川主将は前向きだ。北九大は1年生の頃からリーグ戦を経験してきた3年生が主力。「1年から出場してきて勝てずに苦しんだ世代が、経験を積んで強くなった」と徳永政夫監督は期待を寄せる。2季連続優勝が懸かる福岡大と6季ぶりの優勝を目指す北九大の意地の激突だ。 (前田泰子)

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