ソフトバンク野村、信念持ち選んだ一本で放った初H

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆オリックス3-3ソフトバンク(28日・京セラドーム大阪)

 宮崎春季キャンプの終盤に、大量のバットを抱えて歩く野村の姿があった。藤本3軍監督の計らいで1軍の特打を見学後、先輩の物を譲ってもらっていた。プロで使用する“相棒”を探していたからだ。内川、松田宣、中村晃、今宮、柳田、上林らの9本。筑後の2軍施設に戻ると、全体練習が終わった後も一人で振り込んでいた。

 今回の初安打時に使ったのは誰のか? 「渡辺陸が使っているバットです。一番しっくりきたんですよ」。よく行動をともにする友人でもある同期の育成ドラフト1位の物。宮崎でもらった9本の中にはなく、その後に探した。「1軍で活躍してこそプロ。1軍に行かないと意味がない。何とか今年中に一度は上がり、1本打ちたい」と野村は常に口にしていた。一人のプロ野球選手として、信念を持って探した一本で放ったメモリアル打だった。 (ホークス担当・山田孝人)

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