ソフトバンク甲斐野を直撃「シーズンの入りが良すぎた」CS臨む胸の内は

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

【キーマンに聞くCS直前企画 投手編】

 ホークスナインの本音に迫るインタビュー企画「キーマンに聞く」。今回は1年目ながらチームトップの65試合に登板した甲斐野央投手(22)を直撃した。ドラフト1位のルーキーは開幕戦でいきなりプロ初勝利を挙げると、デビューから13試合連続無失点のプロ野球記録を樹立。リリーフでフル回転し、離脱することなく1年間を戦い抜いた。初めてのシーズンを振り返るとともに、待ち受けるポストシーズンに臨む胸の内を聞いた。 (聞き手・構成=鎌田真一郎)

■スタッフや設備 環境に恵まれた

 -1年目のシーズンが終わった。

 「いろんな経験をさせてもらって、濃厚なシーズンでした。でも、数字は登板数は良かったと思えるんですけど、防御率(4・14)や(投手の指標の一つである)K/BB(※1)とかを見ると、まだまだ上を目指さないといけないなと思います」

 -救援陣で開幕から戦列を離れることなく、投げ抜いたのは松田遼と2人だけ。

 「がむしゃらで、無我夢中でやった結果ですが、1軍にい続けて思うのは、環境が本当に恵まれているということ。スタッフや、先輩に加えて、設備もすごい。常にサポートを受けながら、初めて1年間野球をやる自分を心身両面で助けてもらえた。それがなければ、今ごろどうなっていたか…。自分一人の力ではないと、強く感じました」

 -開幕戦でいきなり初勝利(※2)。最高の滑り出しを見せた。

 「オープン戦(7試合1敗1セーブ、防御率8・53)でいい成績を残せなかったのに開幕1軍に抜てきしてもらえた。きちんと整理した上で、いい意味で開き直っていこうと考えて開幕した。あの試合は自分の出せるものを、全て出し切れた。緊張感の中で、結果も、内容も本当によかったと思える。あれが、今年のベストピッチです」

 -開幕戦での快投を皮切りに、デビューから13試合連続無失点の新人記録を樹立した。

 「シーズンの入りが良すぎたんです。自分の中では出来すぎたと思っていたし、大学を卒業したばかりの僕が、プロの世界で60試合以上投げて、そんなにいい数字が残せるはずがないと思っていました」

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