スタジアムDJが見た初めての光景 W杯は裏方も国際的

西日本スポーツ 前田 泰子

■国を超え試合サポート J2福岡スタジアムDJ信川竜太さん

 レベルファイブスタジアム(レベスタ)でのフランス-米国の試合前。出場選手の名前をコールするたびに、スタンドからは大歓声が湧き起こった。レベスタでスタジアムDJを担当する信川竜太さん(48)のアナウンスに合わせ、スタジアム全体がどよめいた。

 信川さんはレベスタでJリーグのアビスパ福岡のスタジアムDJを担当。1996年からDJを務めている信川さんにとって、まさにホームだ。「レベスタが世界の舞台になるのは誇らしかった。声を担当できるのは幸せ」と語った。

 W杯は裏方も国際的だ。Jリーグでは通常3人のスタッフで作業するが、今回はオーストラリア人のディレクターと音楽担当者を中心に15人で進行。「日本人は指示が分からなくても何となくやってしまう。でも彼らはそれを嫌がります」。信川さんは水泳やバレーボールなどで国際大会の進行も経験したが、スタッフは全員日本人だった。「国を超えて一つのことをする。それはラグビーの日本代表と同じだと感じました」と「ワンチーム」になれる喜びを感じている。

 見慣れたスタンドで初めての光景に出合った。スタンドでのウエーブ。「競技に魅力があるから。(自分が)盛り上げなくても自然に観客が盛り上がる」とラグビーの魅力を感じた。レベスタでのW杯でのDJはあと1試合。「プレーする人も応援する人も全力でできるよう、僕もサポートしたい」。世界の祭典でラグビーファンの心に声を届ける。 (前田泰子)

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