佐々木朗希プロ表明 パ2強フロント注目発言、ドラフトでも火花か

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高校日本代表での佐々木

力投する高校日本代表先発の佐々木 佐々木投手の主な投球成績 高校生のドラフト1位候補

 「佐々木争奪戦」にソフトバンクと西武も参戦!? 高校生史上最速の163キロを誇る岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(3年)が岩手県大船渡市内での記者会見で国内プロ志望を表明した2日、福岡ソフトバンクと西武が「(ドラフト)1位候補」との姿勢を強調した。ソフトバンクは三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)、西武は渡辺久信GMが語ったもので、17日のドラフト会議の超目玉を巡り、今季もパ・リーグの覇権を激しく争った両雄の動向が注目される。

 「10・17」の超目玉となる163キロ右腕は1日にプロ志望届を提出。ソフトバンクの三笠GMは2日に取材に応じ、「日本のプロ野球に来てくれるというのは、NPBに関わる一人として喜ばしいこと」と強調。その上で「(球団として)1位候補の一人として評価している」と力を込めた。

 一昨年の清宮(日本ハム)、昨年の小園(広島)はドラフト会議前日に1位指名を明言したが、それ以前は会議当日に最終決定するスタイルを貫いてきた。約2週間前となるこの時期に1位指名を明言することは避けたが、最有力候補であることは間違いない。

 一方の西武は、2日に渡辺GMが佐々木について「彼の評価は今年のトップクラス。当然、1位候補と考えている」と明言。自ら実戦登板を複数回チェックしており、さらに「一番は将来性。どこまですごい投手になるのか、と感じさせてくれる存在」と明かした。

 ソフトバンクも佐々木が参加した8月30日からのU18(18歳以下)ワールドカップに、全国各地区を担当する全9人のスカウトを韓国に派遣。海外開催の大会は2、3人による視察が通例だったが、「オールスカウト態勢」で佐々木の一挙手一投足をチェックした。

 佐々木が163キロをマークした4月の高校日本代表候補研修合宿にも12球団で唯一全スカウトを派遣。7月の岩手大会3回戦は三笠GMが異例の地方大会視察を行うなど、1シーズンを通して佐々木の「超密着マーク」を継続してきた。

 西武も熱意では引けを取らない。佐々木が面談を希望した場合には、渡辺GMが直接出馬する方針。「育成方法などを説明する資料は用意した。面談をやるなら、自分が行く」。過去には松坂(中日)、涌井(ロッテ)、近年では高橋光、今井ら高卒のドラフト1位ルーキーを育てた実績などを伝える意向だ。

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