西武9選手に戦力外 引退決断の大石に渡辺GM「やらせたいこといっぱいある」

西日本スポーツ 小畑 大悟

■高木勇、小石ら9人戦力外

 西武は3日、大石達也投手(30)、高木勇人投手(30)、小石博孝投手(32)、廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(26)、南川忠亮投手(27)、松本直晃投手(28)、郭俊麟投手(27)、金子一輝内野手(24)、斉藤彰吾外野手(30)の計9選手に来季の契約を結ばないことを通告した。2011年にドラフト1位で入団した大石は戦力外通告を受け、現役引退を決断。南川、斉藤彰も現役を退く考えを明かした。高木勇らは現役続行を希望した。

 迷いはなかった。メットライフドーム内で戦力外通告を受け、大石はかすかに目を赤らめ、報道陣の前で現役引退を報告した。「野球はもう続けるつもりはない。4、5年目に全く投げられずにクビになると思った。それでも契約してもらって、次にクビと言われたら辞めようと決めていた」。ついにその時が訪れた。

 福岡大大濠高から早大を経て、2011年にドラフト1位で入団。斎藤(日本ハム)、福井(楽天)と並ぶ早大三羽がらすと呼ばれた右腕は、6球団競合と鳴り物入りでプロ入りした。「大学時代に150キロオーバーと言われながら、プロでは1回も150キロが出ることなく終わった。ほぼほぼ悔しい思いしかしていない」。相次ぐ故障が行く手を阻んだ。

 プロ9年間で132試合に登板。通算5勝6敗8セーブ、防御率3・64で幕を閉じた。「うれしかったことはないですね。入る前にイメージした自分とかけ離れていた。物足りなさはずっとあった」と悔やんだ。

 渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)からはファーム育成グループで再出発することを打診され、球団に残る見込みだ。ドラフトで大石のくじを引き当てた渡辺GMは「(大石に)やらせたいことはいっぱいある。チームをサポートしてほしい」と第二の人生に期待した。 (小畑大悟)

   ◇    ◇

 高木勇「野球をめちゃくちゃしたい。体は元気なので投げたい気持ちでいっぱい。(西武では)あっという間の2年間だった。(報道陣に)野球を続けたいというのをもっと強調してください」

 小石「現役続行にこだわっていきたい。1年間1軍にいられなかったので悔しい思いもある。自分の中ではやりきれていない」

 斉藤彰「現役を引退するつもり。自分はまさか12年もできるとは思っていなかった。その中でやってきたことを自信にして、次にチャレンジできたら」

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