後がない第2戦ベテランの強みを/秋山幸二氏の目

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西日本スポーツ評論家の秋山幸二氏

 ◆パ・リーグCSファーストステージ第1戦 ソフトバンク3―5楽天(5日・ヤフオクドーム)

 3試合という超短期決戦の初戦を落としたのは当然痛い。楽天にあと一つ負ければ2019年の戦いは終わってしまう。だからこそ、いつも以上に「みんなで点を取る」という意識を強く持ってほしい。

 1点を追う8回、楽天の3番手で登板した森原は制球が定まらず、ストライクとボールがはっきりしていたが、先頭の明石と今宮がいずれも3ボール1ストライクから打って凡退。打ちたい気持ちは分かる。ただ、あそこは出塁を最優先させたい場面だった。

 短期決戦は、どうすれば相手投手を苦しめられるか、点を取れるかを、レギュラーシーズン以上に打者一人一人が考えなければいけない。そして、9人がかりで投手を倒すという気構えを持つことが大事になる。

 苦しくなった中で期待したいのがベテランだ。CSを得意にする内川の2回の2ランは見事だった。則本昂の変化球を逆方向へ運ぼうとしていたと思うが、内寄りのコースに抜けてきたと見るや、しっかりと捉えて左方向に運んだ。

 ホークスのベテランは短期決戦の経験が豊富で集中力が高く、結果もしっかり出せる強みがある。後がない第2戦のような状況では、より頼りになるはず。とにかく思い切ってやるだけだ。 (西日本スポーツ評論家)

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