平山智加が完勝V 西日本スポーツ杯 【芦屋】

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優勝カップを手に笑顔の平山智加 拡大

優勝カップを手に笑顔の平山智加

 芦屋ボートのヴィーナスシリーズ第9戦「西スポ杯争奪芦屋カップ」は最終日の6日、12Rで優勝戦を行い、断然人気に推された1号艇・平山智加(34)=香川=が、イン逃げを決めて1着。今年3度目、芦屋では2013年のクイーンズクライマックス(QC)以来となる2度目の優勝を飾った。通算では25度目。2着は今夏の女王・大山千広、芦屋3連覇を狙った守屋美穂が3着に入った。

■ヒロイン

 まさに横綱相撲だった。スリットはほぼ横一線のきれいな隊形。先マイに持ち込んだ平山に対し、2号艇・守屋は奇襲のツケマイに出たが、慌てず騒がず。しっかりと受け止めると、差し構えの大山も完封。貫禄たっぷりの完勝劇だった。「優勝戦は(守屋)美穂ちゃんや(大山)千広ちゃんとか、怖いメンバーばかり。スピードがある若い子に襲われないか、最後までドキドキでした」。だが、そんな言葉とは裏腹に「Sは理想通り。誰かが(ツケマイに)来る準備はしていた」と、レース運びが完璧なら機の仕上がりも万全。平山の強さが凝縮された一戦だった。

 思い出の地で完全復活を印象付けた。芦屋は2013年にQCを制覇。「芦屋は本当に好き。地元っていうくらい相性がいい」。5月末に産休から復帰してから、わずか4カ月あまりで3度目のV。「出来過ぎです。いいエンジンを引けていたおかげ」と謙遜するが、確かな調整手腕と、レース勘があってこそ。「A1に戻って、また上の舞台で活躍できるように頑張りたい」。今期勝率は7・08と、1月からはA1に返り咲く。守屋や大山ら“新興勢力”が幅を利かせるが、さらにたくましさを増した平山が、まだまだ第一線を引っ張っていく。 (渡辺将司)

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