十亀が奮投、モイネロ右左で明暗 パCS制する鍵は

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西武・十亀とソフトバンク・モイネロ 拡大

西武・十亀とソフトバンク・モイネロ

ソフトバンク投手の西武戦成績 西武投手のソフトバンク戦成績

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は9日にセ、パ両リーグのファイナルステージが開幕する。パはリーグ2連覇の西武と、3年連続日本一を狙う2位ソフトバンクがメットライフドームで対戦。優勝チームの西武には1勝のアドバンテージがあり、6試合制で日本シリーズ進出を争う。

 レギュラーシーズンでの対戦成績は西武12勝、ソフトバンク13勝と接戦ながら後者が勝ち越し。データから日本シリーズ進出のポイントを探る。(投手編)

 西武はチーム防御率4・35。2年続けて防御率リーグワーストでの優勝は史上初だった。もっともソフトバンク戦は同4・00。うち8勝5敗だったホームゲームでは同3・62と、悪くない数字が残った。

 ニールが2戦2勝、防御率2・84とさすがの成績ながら、十亀の防御率はさらに良く、5試合でカード別最高の2・37。天敵・松田宣との対戦で11打数3安打1本塁打と相性の悪さが目立たなかったほか、デスパイネを11打数1安打に抑えた。

 今井は4試合で2勝1敗、防御率5・16。特に今宮を10打数5安打と苦手にした。松本航も2試合で1敗、防御率7・27。一方で抑えの増田が13試合で8セーブ、防御率1・23をマークした。マーティンも7試合で同2・84と、救援陣は軒並み好投している。

 西武と対照的に、リーグトップのチーム防御率3・63を誇るソフトバンクながら、西武にはカード別ワーストの同4・62だった。エース千賀が5試合で2勝2敗、やはりカード別ワースト(交流戦を除く)の防御率3・94。山川は打率7分7厘と寄せ付けないが、源田に同4割、栗山に同3割6分4厘と苦しんだ。

 和田も2試合のデータとはいえ防御率13・50。計6回2/3で5被弾と強力打線の直撃を受けた。救援陣では嘉弥真もカード別ワーストの防御率4・05。源田を7打数1安打、栗山を3打数無安打に抑えているものの、秋山に6打数3安打と苦しめられた。

 高橋礼が6試合で4勝2敗、防御率3・00と好成績だった。主力を軒並み打率2割前後、特に源田は19打数2安打、外崎は15打数1安打に抑えている。モイネロも防御率1・04。中村を5打数無安打、山川を3打数無安打に封じた。一方で秋山、源田、栗山に2安打ずつ許しており、このカードでは右の大砲をカモにした反面、左の好打者は不得手だった。

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