笑いの舞台でも確かな成長 HKT48×大人のカフェのコント劇 初日から熱演&好フォロー

西日本スポーツ 古川 泰裕

 HKT48と人気コントユニット「大人のカフェ」のコラボレーションによるコント劇「奇跡の航路を行け!」が8日、東京都渋谷区の原宿クエストホールで始まり、HKTからは地頭江音々、豊永阿紀、秋吉優花、武田智加、坂口理子、渕上舞の6人が出演した。3年連続でタッグを組む大人のカフェの3人とも息の合ったやりとりを見せ、何度も客席の爆笑を誘うなど、コントの舞台でも確かな成長ぶりを見せた。公演は11日まで。

 大人のカフェは、芸能養成所で同期だった男性3人で2013年に結成し、東京・下北沢を拠点に活動。ゲストヒロインを迎え、軽妙なせりふ回しと演技で奇想天外な展開の物語を描くコント劇で人気を集めている。

 HKTのコント出演は17年から続いており、ファンだけでなくメンバーにも大好評。過去2回と同様、スマホゲームのリクエスト企画で上位に入ったメンバーが選出され、今回は1位の地頭江が初出演で主役に挑戦することになった。

 物語は、とある商店街の福引で豪華客船の旅に当選した女子大生が友人と二人、あの世から戻ってきた祖父の力を借りて、船を遭難から救おうと奮闘するというシュールな内容。ストーリーの合間に披露されるショートコントが伏線をつくり、最後に点が線となって結びつく巧みな構成は健在で、HKTメンバーは役柄を熱っぽく演じるだけでなく、随所に織り込まれた笑いを盛り上げた。終演後のアフタートークでは、脚本を手掛ける伊達さん(芸名)へ、ステージ上のメンバーと客席のファンから惜しみない拍手が送られた。

 初日を終えた地頭江は「始まる前は緊張したけど、ステージに立ったら『どうにかなるか』っていう気持ちになった。(共演者が)信頼できる人たちなので、すごく楽しかった」と笑顔。オープニングで手が震えるほど緊張していたという渕上は「『生』の演技は、ほぼ初めて。けっこう自分とかけ離れた役だったので、また全然違う自分が見せられたんじゃないかと思う。このコント劇でもっと成長できたらいいな」と意気込んだ。同じく初出演ながら、登場シーンで大きなインパクトを見せた坂口は「出た瞬間にみなさんに笑っていただき、安心できた」と、ほっとした表情。「最近で一番緊張したし、反省点はいっぱいある。明日からまた頑張りたい」と、気持ちを切り替えた。

 一昨年主演を務めた秋吉は、得意のギターを披露しながらミュージシャン役を熱演し「久しぶりに来て、あったかい現場だと思った」と、2年ぶりの“復帰”を実感。昨年主役だった武田は「これからもっと変わっていける。わくわくする」と、今後増えそうなアドリブなどの「変化」に期待を寄せた。

 ただ一人3年連続の出演となった豊永は、大人のカフェのミスをアドリブでフォローするなど、存在感を発揮。「3回連続で出られるのは簡単なことではない。強烈なインパクトになるように千秋楽に向けて仕上げていきたい」と気持ちを新たにした。(古川泰裕)

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