工藤監督、覚悟の総力戦 先発ローテは「展開次第」

西日本スポーツ 倉成 孝史

投手たちの動きを見守る工藤監督(撮影・菊地俊哉) 拡大

投手たちの動きを見守る工藤監督(撮影・菊地俊哉)

ソフトバンクと西武の先発予想

 工藤監督が2年連続下克上での日本一へ向けて投打ともに総力戦を覚悟した。楽天とのファーストSは初戦を落としながら、連勝で突破。第3戦の勝利から一夜明けた8日は、午前9時半からヤフオクドームでの先発投手練習で選手の動きを見守った。「勝利の余韻を味わっている暇はない。次へ向けてしっかり準備しないと。明日(9日)から始まるんで」。西武の待つファイナルSに頭を切り替え、午後の飛行機で東京都内の宿舎へと移動した。

 初戦の先発は和田に託すが「(登板日を通達しているのは)1戦目まで」と、2戦目以降は流動的に構える考えだ。第2戦はエース千賀を中4日でつぎ込むことが濃厚。ただ「今後の展開次第」と勝敗などによってバンデンハーク、高橋礼に、中継ぎとの両にらみで準備させている武田を加えて数パターンの先発ローテを想定している。「登板間隔が短くなったり、連投でも投手に負担をかけてしまうかもしれないけど、負けたら終わりという中でファイナルを戦うので」と、総力戦で西武に挑む。

 打線でも、後がなくなったファーストS第2戦から松田宣をスタメンから外し、第3戦でも中村晃をベンチスタートさせるなど大胆な選手起用で勝利をもぎとった。ファイナルSでも同様に「しっかり決断をしてやっていかないといけない。やっぱり勝たないといけないので、我慢してもらうところは我慢してもらうことになる」と、一切の情を排して勝利だけをもぎとりにいく覚悟だ。 (倉成孝史)

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