球際ことごとく明暗 工藤監督は感慨、辻監督恨み節

西日本スポーツ

9回1死、西武・外崎の打球を好捕する周東(撮影・伊東昌一郎) 拡大

9回1死、西武・外崎の打球を好捕する周東(撮影・伊東昌一郎)

9回2死一塁、最後の打者・栗山の打球を好捕され、ぼうぜんとする西武ファン(撮影・伊東昌一郎)

 ◆パ・リーグCSファイナルステージ第3戦 西武0-7ソフトバンク(11日・メットライフドーム)

 大量7点を追う西武は9回、いちるの望みにかけてソフトバンク高橋純に斬(き)りかかった。

 だが、1死から外崎が左中間へ放った大飛球は、守備固めで入っていた左翼手・周東が俊足を飛ばし、フェンス際でジャンピング捕球。2死一塁から栗山が右中間へ放った大飛球も、途中出場の右翼手・福田がジャンピングキャッチしてゲームセットとなった。

 工藤監督は「隙のない野球をやりたい、やりたいとは思っていたけど、こういう大きなゲームで、一球に対しての集中力がみんな高いのが、いい結果につながっていると思います」と感慨深い様子。「シーズンを勝てなかった悔しい思いとか、それぞれ思うところもあってみんなやってくれている」。2回には中堅手・柳田が栗山の右中間への打球を好捕した場面もあった。

 対照的に西武は初回の守りで、二塁手・外崎が先頭牧原の打球をジャンプ一番で捕るかに思われたが、グラブの先をかすめて右前へ。これを先制点につなげられた。2回1死二、三塁で内野を前進させた場面では、牧原に今度は一塁線を破られ2点二塁打に。失点にはつながらずとも、5回にはグラシアルの左中間への打球に中堅手・秋山が追いつくも、グラブの先に収まりきらず二塁打とされた。

 ツキにも見放された格好で、辻監督は「(千賀相手で)接戦に持ち込まないと勝てないと思ったときに、また(初回に)1点取られてね。不運なところからちょっと…最初の(牧原の)ヒットもね」。10日の第2戦も初回に牧原の左前ポテンヒットから先制を許したとあって、恨み節も口を突いた。

 12日に予定されていた第4戦は台風19号による影響を考慮して中止・順延。13日、当初予定の午後1時から同2時に遅らせて開始となる試合で、これまで明暗くっきりの流れはどうなるか。

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