福岡勝って8強 今大会初先発 13日因縁のスコットランド戦

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

会見で笑顔を見せるラグビー日本代表の福岡(撮影・中村太一) 拡大

会見で笑顔を見せるラグビー日本代表の福岡(撮影・中村太一)

日本とスコットランドの先発メンバー(13日A組)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会1次リーグA組の日本は11日、初の8強進出が懸かるスコットランド戦(13日・日産スタジアム)の登録メンバー23人を発表した。途中出場で2試合連続トライを挙げたWTB福岡堅樹(パナソニック)=福岡高出身=は今大会初先発。2015年の前回W杯では日本が唯一敗れたスコットランド戦のみの出場だった快足エースが、因縁の相手に雪辱を果たす。

 史上初の8強入りが懸かる大一番に、日本代表の「フェラーリ」が両翼でそろい踏みする。背番号「11」の福岡が今大会初先発。同「14」の松島幸太朗(サントリー)とのWTBコンビがスコットランドに襲いかかる。

 「1点でも勝ちにつながる、勝ちにこだわるような試合をしたい。最高の状態でベスト8に行けるように、自分自身の気持ちは高ぶっている」

 福岡は大会直前の南アフリカ戦で右ふくらはぎを負傷。松島が3トライを決めたロシア戦はメンバー外だったが、大金星を挙げたアイルランド戦、サモア戦は途中出場で2試合連続トライ。4試合目で初先発となった。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「彼はフェラーリのように(丁寧に)扱わねばならない。絶好調でなければ使えないが、今は絶好調」と断言。開幕戦の活躍を「フェラーリのよう」と評した松島と同じスーパーカーに例えた。

■強風「プラスに」

 スコットランド戦は台風19号の影響で強風が予想されるが、キック処理のキーマンは「プラスの材料にしたい」と笑う。所属するパナソニックは「上州のからっ風」で有名な群馬県太田市が拠点。「太田も冬はめちゃくちゃ風が強いし、練習で慣れている」からだ。

 唯一の黒星を喫した前回大会の雪辱も期す。福岡にとっては唯一の出場となっただけに、今回は「4年前と一緒なら、これまでやってきた意味がない」と臨む。「持ち前のスピードを生かし、勢いを与えられるプレーをできれば」。自慢の快足で新たな歴史の扉を開く。 (伊藤瀬里加)

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