西武・辻監督「徳俵いっぱい」 打線元気なし2安打無得点

西日本スポーツ

ベンチで渋い表情の西武・辻監督(左) 拡大

ベンチで渋い表情の西武・辻監督(左)

 ◆パ・リーグCSファイナルステージ第3戦 西武0-7ソフトバンク(11日・メットライフドーム)

 獅子が崖っぷちに追い込まれた。3試合連続で初回に失点。自慢の打線は2安打のみと沈黙した。ゼロ封負けで悪夢の3連敗。早くも後がなくなった。辻監督は「完敗やったね。徳俵いっぱい。後がないからやるしかない。びびることもない」と言葉を連ねた。

 初回に先制点を献上。その裏、先頭秋山が右前打を放ち、反撃を試みたが、千賀の前に封じ込まれた。7回までその1安打のみ。攻略の糸口さえ見つからない。指揮官は「千賀は良かった。力みもないし、カットボールが厄介だった。接戦に持ち込まないと…」。徐々にリードを広げられては相手の思うつぼとなった。

 秋山は「試合に負けているので1本打ったから仕事をしたとは思っていない。何とか奮起して一つ勝って流れを変えないといけない」と悲壮な覚悟を口にした。2三振の山川も「真っすぐがやっぱりいい。他の人とはちょっと違う。(レギュラーシーズンは)8・5ゲーム差からやり返してきたし、チャレンジャーとしてやっていく。負けたら終わり。一つ勝ったら分からなくなる」と言い聞かせた。

 昨年はアドバンテージを含む2勝1敗から3連敗での終戦。今年は1勝3敗と負けたら終わりの戦いが3試合も続く。辻監督は「一つ勝ったら流れも変わってくる。まだまだ諦められない。一つ勝ったら三つもある」と前を向いた。台風19号による中止の1日を挟み、あす13日から背水の戦いが待ち受ける。今年もこのステージで日本一への歩みを止めるわけにはいかない。 (小畑大悟)

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